Threadsが1日あたりのモバイルユーザー数でXを上回る?「嘘はやめろ」と疑問の声も
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

イーロン・マスクが2022年10月にTwitterを買収して以降、名前がXに変わっただけではなく、空気感も大きく変わりました。
特に影響が大きかったのが収益化です。収益に直結するインプレッションを稼ぐため、話題になった投稿に手当たり次第リプライを付ける「インプレゾンビ」が目立つようになりました。
あわせて無料APIの終了と有料化も進み、便利だったボットや外部サービスが終了・縮小に追い込まれるケースも出ています。結果として、利用者だけでなく開発者からも強い反発を招きました。
そうしたなか、有力な移行先として2023年7月に登場したのがThreadsです。
ほかの競合と大きく異なるのは、Instagramのアカウントを使用することで、初日からそれなりの人に投稿を見てもらえること。ゼロからフォロワーを獲得する必要がなかったのは大きなアドバンテージだったと思います。
開始当初は検索まわりを含めて機能不足を指摘する声もありましたが、Threadsは着実にユーザー数を伸ばしているようです。最近の調査では、スマートフォンにおける1日あたりのアクティブユーザー数(DAU)がXを上回ったと報じられました。
Threadsのモバイルアクティブユーザー数がXを上回る
市場調査会社Similarwebによると、2026年1月7日時点でThreadsのiOS/Androidにおける全世界の1日あたりアクティブユーザー数は1億4,150万人に達しました。一方、Xは1億2,500万人とされています。
また、米国に限るとモバイルでは引き続きXがThreadsを上回るものの、Xの米国モバイルDAUは前年から大きく落ち込み、約半分になったとも推計されています。対してThreadsは急成長したわけではなく、堅調な伸びでXとの差を詰めた形です。

ただし、ウェブまで含めると状況は逆転します。
Similarwebの推計では、2026年1月13日時点の1日あたりWeb訪問者数はXが約1億4,540万人であるのに対し、Threadsは約850万人にとどまります。スマートフォンとウェブを合算すると、Xは1日あたり2億7,000万人超、Threadsは約1億5,000万人と見込まれ、Xが大きくリードしていることになります。

調査結果に疑いの声
調査データとあわせて、TechCrunchがXとThreadsの両方に投稿した記事リンクのリプライを眺めると、反応の違いがまた面白いです。
X側では「ThreadsよりXのほうが投稿が伸びやすい」という声があるほか、「Threadsのリンクを人から受け取ったことが一度もない」「試しにThreadsを開いてみたが、盛り上がっている気配がなく“ゴーストタウン”のようだった」といった体感談も。
Threadsの伸びについても、「実際に使われて増えたというより、InstagramやFacebookからの自動プッシュで数字が底上げされているのでは」と疑う意見が出ています。
一方、Threads側でも「嘘はやめろ」といった批判がある一方で、。「XのWebトラフィックはボットが多いのでは」という指摘に加え、「だからこそXは、人をアプリ内に引き留めるために“投稿で稼げる仕組み”により多くのお金を払っているのだろう」と皮肉る声も見られました。
矛先は違うものの、いずれも日ごろの利用感と噛み合ってないことから、今回の調査結果を素直に受け取ってる人は多くないようです。



















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