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ドコモ、小容量プラン「ギガライト」の値下げ検討。75%のユーザーに恩恵

Yusuke Sakakura

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ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2020/12/29 14:50
ドコモ、小容量プラン「ギガライト」の値下げ検討。75%のユーザーに恩恵

2021年春、ドコモは中〜大容量プランの「ahamo」、無制限・使い放題プランの「5Gギガホプレミア」「ギガホプレミア」など新料金プランを投入する。

使った分だけ料金を支払う小容量プランのギガライト/5Gギガライトについては、最低料金の1GBを超えない新オプションの追加に留まっているが、井伊社長は値下げを検討していることを明らかにした。

大多数を占める小容量プランのユーザー

日刊工業新聞によると、ドコモの井伊基之社長は「大容量を先に見直したのは、当社がその部分で競争的に劣後しているため。小容量は顧客が多く、喫緊の課題ではない。(値下げを)やらないわけではなく、まず急ぐべきところをやった」と答えるなど小容量プランの値下げについて検討していることを明かしたという。

格安SIM/格安スマホサービスを提供するMVNOも含めた他社の動向を見ながら次の手を考えるとのこと。

前述したとおりドコモが値下げを発表したのは中〜大容量の料金プランで、ユーザー数の多い小容量のプランについては値下げが発表されていない。ドコモの説明によれば4G向けの料金プランでは、契約の割合はギガホ:ギガライト=1:3で、ギガライトが75%を占めているという。

実はahamoなど新料金プランによる値下げの恩恵を受けられるユーザーは少数ということ。ギガライト/5Gギガライトが値下げされれば、多くのユーザーが値下げの恩恵を受けられる。

また、総務省が発表したアクションプランには、MVNOが大手3社の回線を使用するために支払う接続料が今後3年で半額になることを目指すといった項目も含まれており、格安SIM/格安スマホがさらに安くなる見込み。

ギガライトで上限の7GBを利用すると6,150円になるが、mineoでは6GBプランを2,190円で提供しており、料金が半額になればギガライトの約1/6になるため影響が大きい。小容量プランを契約する大多数の流出を防ぐために小容量プランの値下げは必至。まずはMVNOがどういった手を打ってくるのか注目だ。

ドコモの新料金プランとギガライト

ahamo 5Gギガホプレミア 5Gギガライト
2,980円 〜3GB:5,150円4GB〜:6,650円 〜1GB:3,150円〜3GB:4,150円〜5GB:5,150円〜7GB:6,150円
20GB 無制限 7GBまで
5分以内の国内通話無料 家族通話:無料家族以外の通話:20円/30秒 家族通話:無料家族以外の通話:20円/30秒
家族割なし 家族割2回線:-500円3回線以上:-1,000円 家族割2回線:-500円3回線以上:-1,000円
セット割なし セット割-1,000円 セット割〜1GB:なし〜3GB:-500円〜7GB:-1,000円
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