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Google、低価格の「Pixel」を今夏発売か

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Yusuke Sakakura公開日:2018/04/03 12:02
Google、低価格の「Pixel」を今夏発売か

Googleは、2016年10月に“モバイルファーストからAIファーストへ”と宣言し「Pixel」シリーズを発表した。

それまでAndroidのリファレンスモデルとして展開していた「Nexus」シリーズから大きく方針を変え、より消費者向けに特化したモデルとなって販売価格も高額に設定されたことで開発者にとっては喜ばしくない内容だったが、Googleは今夏にも低価格の「Pixel」を発売する計画があるようだ。

Google、低価格の「Pixel」をインドなど新興市場に投入か

昨年、Googleが「Pixel 2B」とされる価格を大幅におさえた低価格スマートフォンを開発している、と伝えられたものの、のちにGoogleが「今年もプレミアム路線で発売する」と存在を否定したモデルが今夏登場するかもしれない。

Economic Timesがインドの小売業者から得た情報によると、Googleは7月または8月ごろにミッドレンジの「Pixel」スマートフォンをインドなど新興市場向けに発売する計画があるようだ。このインドの小売業者は、マレーシア・イギリス・アメリカで開催された会議に参加し、Googleの幹部から消費者製品の拡大計画に関する説明を受けたとのこと。

「Pixel」以外にもスマートスピーカーの「Google Home」、プレミアムノートPCの「Pixelbook」、複数のルーターと連携して家中のどこでも高速なスピードでインターネットが楽しめるWi-Fiルーター「Google WiFi」などの製品も新興市場向けに発売する可能性があるという。

残念ながら今回の報道で低価格の「Pixel」がどういったスマートフォンになるのか明らかにされていない。また、新興市場向けに発売を計画しているとのことで残念ながら日本発売の可能性は低いかもしれないが、アメリカ・イギリス・スペイン・プエルトリコ・イタリア・ドイツ・カナダ・オーストラリアといったわずか8ヶ国でしか販売されていない「Pixel」の販売地域を拡大する方針は歓迎すべきことだ。

米調査会社のIDCによればインドは2017年に出荷されたスマートフォンの台数が1億2400万台を記録。中国やアメリカが横ばいまたは出荷数減となるなか、インドは前年比で14%の増加となり、トップ市場20ヶ国で最も高い成長率となった。今、最もアツい市場にGoogleが目を向けるのは自然なことだろう。

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