グーグルが2011年まで提供していたTwitterのリアルタイム検索機能が今年中にも復活し、再提供されることになるようです。
グーグルとTwitterが提携。Twitterのリアルタイム検索機能を提供か
グーグルのリアルタイム検索機能は、2011年7月まで提供されていた機能で、Twitterに投稿されたツイートをグーグルの優れたアルゴリズムを介して検索できるという機能。
ユーザーからの評判はとても良く、自身も日々の情報収集や災害時の情報収集のために頻繁に活用していましたが、グーグルとTwitterの契約切れを原因として今日まで利用できなくなっていました。
日本ではYahoo!Japanがウェブやスマホ向けの公式アプリでリアルタイム検索を提供しているため、そちらに移った人もいるかと思いますが、個人的にはスパムのようなツイートも多く表示されるため、どうも使いにくく感じていました。
そんな中、グーグルとTwitterが再度契約を結んでリアルタイム検索機能を今年中にも提供するとBloombergが報じました。
短文投稿サイトの米ツイッターは、米グーグルにデータストリームへのアクセスを認めることで合意した。事情に詳しい関係者が明かしたもので、これにより検索結果にツイートが登場しやすくなる可能性がある。
引用元:グーグル検索でツイート出やすく、両社がデータアクセス提携 – WSJ
さらに、Bloombergの報道後に開催されたTwitterの決算説明会では、CEOのディック・コストロ氏がグーグルとの提携を認めたようです。
5日の決算発表の電話会議でCostolo氏は、Twitterへユーザーを誘導するために両社が連携したことを認めたが、詳細は明かさなかった。
引用元:Twitter、グーグルとの提携を認める–詳細は明かさず – CNET Japan
スマートフォン向けの最適化もどうぞよろしく
リアルタイム検索機能の提供がストップしてからも、グーグルの検索結果にはツイートがヒットするようになっており、最近ではハッシュタグの検索も可能になったわけですが、グーグルがTwitterに投稿されたツイートをクロールしてから検索結果に反映するため、リアルタイム検索とはほど遠いものになっています。
約4年ぶりにリアルタイム検索が復活するとなればとても嬉しいことですが、既に約4年が経過しており、ユーザーが利用するデバイスはPCからスマートフォンへと大きく変わっています。当時はグーグルのウェブサイトからのみ利用することができましたが、時代に合わせてスマホのアプリでもリアルタイム検索機能が利用できることを望むばかり。逆にウェブのみの提供となるのであれば、利用する機会はそんなに多くはないのかもしれません。
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