iPhone 8/iPhone 8 Plusの画面が黄色く見えるとの声がTwitter等で複数確認されている。
確かにiPhone 8に初めて触れた時、同じ違和感を感じた。手元のiPhone 8 Plusと見比べても明らかな違いを感じる。
どうやらiPhone 8以降のディスプレイに搭載されている「TrueTone」が原因のひとつとなっているようだ。
「TrueTone」とは?
自宅、職場、外出先、海外などさまざまな場面で利用するスマートフォンのディスプレイはそれぞれの環境で見え方が違う。
人間の目には慣れがあるため違和感を覚えることは少ないかもしれないが、暖色系の照明を使った場所では黄色っぽく、白色蛍光灯を使った場所では青っぽく見える。
これを解消するのが「TrueTone」だ。 TrueToneをオンにすると周囲の光に合わせて画面のホワイトバランスを調整する。具体的には暖色系の照明下では白っぽく、寒色系の照明下では黄色っぽく補正してくれる。
ただ、 TrueToneによってこれまでのiPhoneと見え方が違う、周りのテレビやPCのディスプレイなど身の回りにある多くの製品もTrueToneのような機能はないため違和感を覚えやすいのかもしれない。
「TrueTone」は、iPhone 8/iPhone 8 Plusシリーズに搭載された新機能。iPadでは9.7インチ、iPad Pro以降のモデルに搭載されている。
「TrueTone」をオフにする方法
TrueToneにも慣れが必要だがこれまでと異なる見え方に耐えられない場合はTrueToneをオフにすることもできる。
iPhoneの設定画面から「画面表示と明るさ」に進んで「TrueTone」のスイッチをオフにすれば良い。
また、コントロールセンターから簡単にオフにすることも可能だ。コントロールセンターを表示して明るさ調整のパネルを深くプレスして TrueToneをオフにすれば良い。
これでiPhoneの画面が黄色っぽく見える症状は改善されるが、完全な解決とはならない。というのもiPhone 8の液晶がiPhone 7以前のものと比べて黄色いことも確認している。個体差かもしれないが、TwitterではTrueToneをオフにしても解消しないとの声もある。
コメントを残す