スマホ決済やLINEの友だち追加、Twitterのフォロー、キャンペーンサイトに誘導するためにテレビの画面に表示されるなど、今も利用することが多い「QRコード」
以前はApp Storeから専用のQRコード読み取りアプリをダウンロードする必要がありましたが、今ではiPhoneの標準のカメラアプリにもQRコードを読み取れる機能が追加され、iPhoneの画面に表示されたQRコードのスキャンまで可能になりました。
この記事では、iPhoneのカメラを使ってQRコードを読み取る基本的な方法に加えて、SafariやLINEなど画面に表示されたQRコードをスキャンする方法もまとめています。
目次
QRコードとは?
Quick Response Codeの略称であるQRコードは、日本のデンソーウェーブによって1994年に開発された技術。オープンソースとして無料で公開されていることから世界中で幅広く利用されています。
QRコードが登場するまでデンソーの製造現場では、英数字で最大20文字しか記録できないバーコードが利用されていましたが、1日に約1,000回も読み取り作業を行うなど効率が悪くなっていたことから、より多くの情報を記録することが可能で小さく高速で読み取れる漢字カナにも対応するコードを目指して開発されました。
複雑な模様で構成されるQRコードでは、膨大な最大7,089文字の情報を記録可能。数字だけでなく数字、英字、記号、ひらがな、カタカナ、漢字、改行などの制御記号も扱うことができます。
- | デンソーウェーブ
iPhoneでQRコードを読み取る方法
iPhoneではカメラを使ってQRコードをスキャンすることはもちろん、画面上に表示されたQRコードの読み取りにも対応しています。
QRコードをスキャンするにはiOS 11以上にアップデートする必要があります。以下の手順に従ってもスキャンできない場合は最新版のiOSにアップデートしてください。
なお、画面上に表示されたスマホ決済のQRコード、eSIMを追加するためのQRコードなどはスキャンできません。
- Webサイトへのリンク
- アプリのダウンロード
- クーポンやチケットの取得
- Wi-Fiへの接続
- 2段階認証の追加
- Twitterのプロフィール
- LINE Payの割り勘
- カメラのスキャンのみ
- スマホ決済アプリ
- eSIMの追加
標準カメラでQRコードをスキャンする
ポスターや名刺、ポイントカード等に印刷されたQRコードは以下の手順に従ってiPhoneの標準カメラでスキャンできます。
画面に表示されたQRコードをスキャンする
Safariなど画面上に表示されたQRコードは以下の手順でスキャンできます。
LINEに表示されたQRコードをスキャンする
LINEのトーク画面で送られてきたQRコードは一度保存して写真アプリからスキャンできます。
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