LINEの友だち追加やTwitterのフォロー、街中にあるポスターにウェブサイトやクーポン、アプリのダウンロード誘導のためにプリントされていたりと、いまだに利用することが多い「QRコード」
ガラケーではカメラにQRコードの読み取り機能が備わっていましたが、iPhoneのカメラにはQRコードの読み取り機能はなく、AppStoreからQRコード読み取りアプリをインストールしなければいけません。
誰もが思うのは「QRコードの読み取りのためだけにアプリをダウンロードするのはデータ通信量がもったいない、、、」ということ。
実はインストール済みのChromeやLINEといったアプリでQRコードが読み取れることを知っていますか?当記事ではiPhoneでQRコードを読み取る方法とおすすめのアプリを紹介します。
目次
- 1.Google ChromeのQRコード読み取り機能を使う
- 2.LINEのQRコード読み取り機能を使う
- 3.TwitterのQRコード読み取り機能を使う
- 4.iPhoneの画面に表示されたQRコードも読み取れるアプリ
Google Chrome
日ごろ使っているブラウザがSafariではなく、Chromeという人やSafariでは正常にページが開けないこともあるからと、ChromeをiPhoneにダウンロードしている人も多いと思います。
そんなChromeの2017年2月に公開された最新版にQRコードを読み取る機能が追加されました。Chromeをインストールしている人ならば新たにQRコードアプリをダウンロードすることなく、QRコードを読み取ることができます。
使い方
ChromeでQRコードを読み取る方法は2通りあります。
一つは「Spotlight」を利用したもの。
ホーム画面で上から下にスワイプするとSpotlightが表示されるので検索ボックスに「QR」と入力すると、「QRコードをスキャンします」が表示されるのでこれをタップします。
すると、QRコード読み取り機能が起動。白い枠内にQRコードを写すと読み取りが始まります。
なお、Spotlightに表示されない場合はアップデート後、一度Chromeアプリ起動してSpotlightに反映されるまで時間を置いてからもう一度試してください。
もう一つの方法は3Dタッチを使った方法です。
ホーム画面でChromeのアイコンを深くプレスすると、「QRコードをスキャンします」が表示されるのでこれをタップします。
同じようにQRコード読み取り機能が起動。白い枠内にQRコードを写すと読み取りが始まります。
読み取りが完了すると、QRコードに含まれたURLが検索バーに自動で入力されるので「開く」をタップすると、ページが表示されます。
なお、3Dタッチは現在のところiPhone 6s / 6s Plus / 7 / 7 Plusの4機種で利用できます。
お試し用のQRコード

ダウンロード
LINEのQRコード読み取り機能を使う
実はLINEにもQRコードを読み取る機能が備わっています。読み取れるのは友だち追加用のQRコードだけではなく、その他のQRコードも読み取ることができます。
使い方
LINEを使ってQRコードを読み取る方法は2通りあります。
一つはアプリから起動する方法。
LINEアプリを起動したら、「●●●」をタップして「友だち追加」を選択します。
続けて「QRコード」をタップします。
すると、QRコードリーダーが起動するので緑の枠内にQRコードを写すと読み取りが始まります。
もう一つの方法は3Dタッチを使った方法です。
ホーム画面でLINEのアイコンを深くプレスすると、「自分のQRコード」が表示されるのでこれをタップします。
右下の「QRコードリーダー」をタップします。
QRコードリーダーが起動するので、緑の枠内にQRコードを写すと読み取りが始まります。
なお、3Dタッチは現在のところiPhone 6s / 6s Plus / 7 / 7 Plusの4機種で利用できます。
お試し用のQRコード

ダウンロード
TwitterのQRコード読み取り機能を使う
TwitterにもQRコードを読み取る機能が備わっています。読み取れるのはTwitterのQRコードだけではなく、その他のQRコードも読み取ることができます。
使い方
Twitterを使ってQRコードを読み取る方法は2通りあります。
一つはアプリから起動する方法。
Twitterアプリを起動したら、プロフィール画面を表示して歯車の設定アイコンをタップします。
メニューから「QRコード」を選択します。
すると、カメラへのアクセス許可を求められるので「OK」を選択します。
青色の「QRスキャナー」ボタンをタップします。
QRコードリーダーが起動するので青色の枠にQRコードを写すと読み取りが始まります。
読み取り完了後、URLが表示されるので「OK」を選択します。
もう一つの方法は3Dタッチを使った方法です。
ホーム画面でTwitterのアイコンを深くプレスすると、「QRコード」が表示されるのでこれをタップします。なお、3Dタッチは現在のところiPhone 6s / 6s Plus / 7 / 7 Plusの4機種で利用できます。
青色の「QRスキャナー」ボタンをタップします。
QRコードリーダーが起動するので青色の枠にQRコードを写すと読み取りが始まります。
読み取り完了後、URLが表示されるので「OK」を選択します。
お試し用のQRコード

ダウンロード
iPhoneの画面に表示されたQRコードも読み取れるアプリ
ChromeとLINEを使ってQRコードを読み取る方法を紹介しましたが、いずれも簡易的なQRコードの読取り機能のため、URL以外のメールアドレスや電話番号などが含まれたQRコードは読み取ることができません。
より多くの種類のQRコードを読み取ったり、履歴機能を利用するのであれば、やはり専用のQRコード読み取りアプリを使わざるを得ません。
また、QRコードは街中のポスターなど配布物以外にもスマホの画面に表示されることも多く、iPhoneの画面に表示されたQRコードを読み取るにはどうしたら良いのか悩んだ人も多いはずです。
そんな時に役立つのがiPhoneの画面に表示されたQRコードも読み取れる専用アプリ「QRコードリーダーSS」です。
使い方
SafariでiPhoneの画面に表示されたQRコードを読み込むには下のツールバーから共有アイコンをタップします。
一番右にスクロールして「その他」をタップします。
「QR読取り」のスイッチをオンにします。右の「≡」を上下に動かして順番を入れ替えましょう。
右上の「完了」をタップします。
画面に追加された「QR読取り」をタップします。
「開く」を選びます。
QRコードの読取りが完了すると「Success」と表示されてURLが表示されます。URLを開くをタップするとウェブサイトやアプリのダウンロードサイトにアクセスできます。
Safari以外の画面に表示されたQRコードを読み取る方法も紹介しておきます。
画面に表示されたQRコードをスクリーンショットで撮影したあと、「QRコードリーダーSS」アプリを起動して「画像」を選択後、撮影したスクリーンショットを選択すると、QRコードを読み取ることができます。
お試し用のQRコード

コメントを残す