iOS 14で追加された新機能ピクチャ・イン・ピクチャ。小窓で動画を見ながらTwitterでタイムラインを投稿したりツイートを投稿できる便利な機能だ。
ピクチャ・イン・ピクチャを利用するにはサービスやアプリが対応している必要がある。iOS 14のリリースからまもなくしてYouTubeはピクチャ・イン・ピクチャの利用を制限していたが、Appleが開発中のiOS 14.5では再びピクチャ・イン・ピクチャが利用可能になっていることが確認された。
正式版の提供までに再び制限される可能性も
ピクチャ・イン・ピクチャを利用するには、ベータ版およびパブリックベータ版のiOS 14.5をインストールしたあと、SafariやChromeなどのブラウザからYouTubeにアクセスして動画を再生後、ピクチャ・イン・ピクチャのアイコンをタップすると小窓でYouTubeが再生される。
iOS 14.5のインストール後もYouTubeアプリではピクチャ・イン・ピクチャを利用することはできない。
どういった理由で再びピクチャ・イン・ピクチャが利用可能になったかはわからないが、YouTubeが月額1,180円のプレミアム会員向けにバックグラウンド再生を提供していることを考えれば、将来的には利用できなくなる可能性が高い。少なくとも無課金ユーザーにはピクチャ・イン・ピクチャを開放しないだろう。
なお、iOS 14.5ではiPhoneとApple Watchをペアリングすることでマスクをつけたまま顔認証でiPhoneのロックを解除できる新機能が追加される予定だ。