なんだか最近、Macを使っていると頻繁に「容量不足です!」と警告が出るんですよ。またゴミ箱が一杯になってるのかと、空にするものの、数日持たずに「だから容量足りねーっつってんだろ!」と怒られてしまいます。
これは困ったなー、と思って何が容量を食いつぶしてるんだと思って調べてみると、過去に作られた大量のiPhoneとiPadのバックアップじゃありませんか!
というわけで、今回はiPhoneやiPad、iPodのバックアップを削除する方法を紹介します。
iPhoneやiPadのバックアップを削除する方法
まずは、iTunesを起動してメニューバーで「iTunes」→「環境設定」をクリックするか、「Command」と「,」を同時押しで環境設定画面を起動します。
Windowsの場合は、iTunesを起動して画面左上のアイコンをクリックして「設定」をクリックするか、「Ctrl」と「,」を同時押ししましょう。
次に「デバイス」タブを選択すると、過去に作成されたバックアップがズラーっと表示されます。
iCloudのバックアップは限られたものだけをバックアップしますが、iTunesのバックアップは、写真やアプリのデータ、Wi-Fiなど各種設定項目などなど、完全な内容をバックアップするため、1つのバックアップが数GBに及ぶものもあります。
というわけで、古くてもう使わないものは削除してしまうのがいいでしょう。「でも、使うもしれないし・・・」という場合は、外付けのHDDやUSBメモリにコピーしてしまうのがオススメ。
▼USB 3.0に対応した転送速度の早いUSBなんかがオススメでしょうか。バックアップファイルはかなり圧縮されているので、128GBのiPhoneを使っている人も容量は64GBもあれば十分だと思います。
iPhoneやiPadのバックアップは、以下のフォルダに保存されているので、削除する前に外付けのHDDにコピーしてしまえばOK。使う時はコピーしたバックアップを元のフォルダに戻せばOKです。
- Mac:~/ライブラリ/Application Support/MobileSync/Backup/
- Windows Vista、7、8:¥ユーザー¥(ユーザー名)¥AppData¥Roaming¥Apple Computer¥MobileSync¥Backup¥
- Windows XP:¥Documents and Settings¥[ユーザー名]¥Application Data¥Apple Computer¥MobileSync¥Backup¥
バックアップを削除するには、削除したいバックアップを選んで「バックアップを削除」ボタンを押しましょう。
一気に削除したい場合は、CommandまたはCtrlキーを押しながらクリックすれば複数のバックアップを選択することができます。
不要なバックアップが残っていないか、定期的にチェックしましょう。
というわけで、iPhoneやiPad、iPodのバックアップを削除する方法でした。
これまでたくさんのiPhoneやiPadなどを使ってきたけど、もう使っていないものがあるという人は、一度、バックアップが大量に残っていないかチェックしてみてはどうでしょうか。
もしかすると、不要な大量のバックアップが見つかるかもしれません。