2023年からスタートしたスマートフォンのマイナンバーカード搭載機能。
現在はAndroidの一部機種で対応していますが、日本で半数近くのシェアを占めているiPhoneは非対応となっています。
河野デジタル大臣はiPhoneのマイナンバーカード対応時期について、昨年4月に「なるべく早く」とし、今年3月には「もうちょっとお待ちいただきたい」と回答していましたが、共同通信がAppleに対応させる方向で調整に入ったと報じています。
UPDATE:2024/05/30 11:35Appleとデジタル庁が来春対応を正式発表しました。
iOS 18で対応か
スマートフォンのマイナンバーカードの搭載機能は、マイナンバーカードを持ち歩くことなく、コンビニで住民票の写しを取得したり、マイナポータルへのログイン、確定申告の事前準備等がスマホで可能になります。
また、2025年度をめどに健康保険証として使えるサービスに対応する見込み。今日可決された改正案によって、マイナンバーカードと同様の本人確認が可能になり、銀行や証券会社の口座開設がスマホで完結するほか、酒やタバコの年齢確認にスマホを活用することもできます。
時期不明ながらも運転免許証の機能搭載も早期実現の方針が示されるなど、ますます便利になる予定です。
Appleは日本時間6月11日午前2時からWWDC2024の基調講演を行い、iOS 18を含む次期OSの新機能を発表します。もしかすると、この場でiPhoneのマイナンバーカード対応が発表されるかもしれません。
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