Appleが明日3月11日22時から予約受付を開始する最も手ごろな5G対応の新型iPhone「iPhone SE(第3世代)」のメモリ(RAM)容量が4GBになることが判明しました。
前世代のiPhone SE(第2世代)の3GBから1GB増量され、上位モデルのiPhone 13|13 miniと同じメモリ容量・同じ型番のチップセットで登場します。
Xcodeからメモリ容量が判明
Appleは新型iPhoneの発表時にメモリ容量を発表することはなく、発表後の取材や先行レビューなどで明らかになることがほとんどです。今回はMac Rumorsが開発者の協力のもと、iOS、iPadOS向けアプリケーションの開発環境である「Xcode」内に含まれる文字列からiPhone SE(第3世代)のメモリ容量が判明しました。
昨年秋に発売されたiPhone 13シリーズやiPad mini 6のメモリ容量も同じ方法で判明するなど正確な情報源です。
メモリ容量が増量されるメリットは地味ですが、複数のアプリを使い分けている時に最前面に表示されていないアプリまたはSafariで開いているウェブページの状態がより多く保持されたり、写真や動画編集アプリにおいてはメモリの容量によって扱えるレイヤーの数が変わることがあるなど、多くの場面でストレスが軽減されます。
iPhone SE(第3世代)はA15 Bionicチップ、4GBのメモリを搭載することで前世代のモデルから大幅なパワーアップを実現し、iPhone 13|13 miniと同じ構成で3月18日に発売されます。なお、A15 Bionicチップのクロック周波数がiPhone 13と異なる可能性がありますが、来週にも公開される先行レビューで明らかになるでしょう。
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