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任天堂、スマホやタブレット向けのゲームを2017年度末までに5タイトル発売へ

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Yusuke Sakakura公開日:2015/05/09 9:00
任天堂、スマホやタブレット向けのゲームを2017年度末までに5タイトル発売へ

任天堂は2015年5月7日に開催した決算説明会における資料を公開し、スマートフォンやタブレットなどスマートデバイス向けのゲームを2017年3月末までに5タイトル程度を発売する計画があることが明らかになりました。

任天堂:2015年内にはスマートデバイス向けの第1弾アプリサービスが登場予定

任天堂が公開した資料によれば、任天堂IP(知的財産、任天堂のキャラクターやタイトルなど)を活用したスマートデバイス向けのゲームタイトルを2017年3月末までに5タイトル程度を投入するとのこと。

任天堂、スマホやタブレット向けのゲームを2017年度末までに5タイトル発売へ

スマートデバイス向けに投入されるタイトルにおいて、任天堂IPに例外を設ける方針はなく、マリオやゼルダ、どうぶつの森など幅広いIPを活用する方針であることを示した一方で、品質が十分でない中途半端なアプリや家庭用ゲーム機からの単なる移植では成功が見込めないことから、IP・タイトルを厳選して投入する考えを明らかにしています。

3月17日にもお話ししましたが、展開するIPに例外を設けないことにしています。その一方で、今やスマートデバイス上のゲームビジネスは極めて厳しい競争の時代に入っており、たとえ著名なIPを活用したとしても、品質が十分ではない中途半端なアプリでは成功の可能性は極めて低くなっています。

(中略)

タイトル規模的には、来年度末、すなわち2017年3月末までに5タイトル程度とお考えください。

引用元:2015年5月8日(金) 決算説明会

また、2015年内には第1弾アプリの「サービス」(ゲームと直接的な書き方をしていないのが気になりますね・・・)を投入することも明らかにされています。

むこう約2年で5タイトル程度との記述を見た時の正直な感想は「あれ?少ないな?」というものでした。DeNAとの業務提携会見など大々的な発表はあったものの、大きな力を注ぐということはないのではないか?とも思うところですが、任天堂は収益源の大きな柱の一つとしてスマートデバイス向けの事業を育てあげようとしているからこそ、1つ1つのタイトルに力を入れて慎重な入り方をするようです。

ちなみに、同じ資料内では家庭用向けのゲーム機とスマートデバイスの橋渡しをする役割も担う「一体型メンバーズサービス」の概要や、任天堂IPを活用したテーマパークの展開に関してユニバーサル・スタジオなどハリウッド映画のテーマパーク運営を手がけるUniversal Parks & Resortsと基本合意したことを発表しています。

もしかすると、将来的にはマリオやゼルダなど任天堂のキャラクターをテーマとしたテーマパークが日本や世界中に登場するのかもしれませんね。

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