噂される発表日まで約1ヶ月を残している「Pixel 4」のリークが止まらない。新たに流出した実機動画と写真からはカメラの一部スペック、機能、新色など様々なことが明らかになっている。
カメラは8倍ズーム、改・夜景モードで星空撮影も
「Pixel 4」は、ついにシリーズ初の複数レンズを搭載したマルチレンズカメラ仕様になることがわかっている。デュアルかトリプルになるかは不明だが、画質が大きく劣化することなくズーム撮影ができる望遠レンズが搭載されるのは間違いなさそうだ。
望遠レンズのズーム倍率についてはわかっていないが、中国のマイクロブログWeiboに投稿された「Pixel 4」の実機動画/写真から最大8倍ズームに対応している様子。8倍のうちどこを(2倍なのか3倍なのか…)光学ズームがカバーしているかは不明だが、さすがに8倍ズームは利用機会が少ないため、光学8倍ズームの可能性はないだろう。Android Policeは潜望鏡式でないことから光学8倍ズームではないと予測している。
「Pixel 4」のカメラ機能に関して9to5Googleが信頼できる情報筋を元に新しい「モーションモード」の追加と好評だった「夜景モード」の向上を伝えている。
「モーションモード」はボケた背景に素早く動く被写体を撮影するためのモード。スポーツシーンや子ども、ペットが走る様子を撮影する時に役立ちそう。夜景モードは撮影時間が短縮され、より画質がよくなる。Googleは星空を撮影できることをアピールするようだ。
4GBのRAMを搭載するPixel 3シリーズでは、カメラなど負荷のかかるアプリを使っているとメモリがクリアされてしまうことも多く、メモリ容量アップの声が多かった。「Pixel 4」では要望に答えるものの、噂どおりメモリの容量は6GBと小幅なアップになるようだ。
これまでとは違う第3のカラー
「Pixel 4」のデザインも改めて明らかになった。空間ジェスチャー「Soli」や3D顔認証に対応するために搭載される各種センサーが配置されるトップ側のベゼルは非常に厚みがある。バックパネルはこれまでのPixelシリーズで採用された2つの異なる素材と見た目を採用したツートーンデザインではなく、1枚の光沢ガラスに変わり、丸みのないフラットな形状になっている。
これまでブラックとホワイトがラインナップされることはわかっていたが、加えて新色サンゴが追加されるようだ。Pixel 3a/Pixel 3シリーズの第3のカラーはラベンダーのPurple-ish、ほんのりピンクのNot Pinkでいずれも優し感じのカラーだったが、「Pixel 4」ではインパクトのあるカラーを採用するのかもしれない。
特徴的な空間ジェスチャー機能「Soli」が日本で使えないことがわかり、日本では多数の人の関心が薄れてしまったかもしれないが、Soliが利用できなくても価格次第では魅力的な1台になりそうだ。
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