MMD研究所が「動画視聴に関する利用実態調査」を実施し調査結果を発表しました。
視聴時間の調査では、全体の9.6%がテレビを「見ていない」と回答し、割合では10〜40代が全体を上回っています。一方、全体の17.9%がYouTubeを「見ていない」と回答。割合で50〜60代のみ全体を上回りました。
なかでも10代でYouTubeを見ていないと回答したのはわずか2.1%で、テレビを見ていないと回答したのは23.1%と若者のテレビ離れが叫ばれるなかで顕著な結果が出ています。
コスパのプライム・ビデオ、作品数と使いやすさのNetflix
動画配信サービスについては60%超が利用経験があると回答。現在、月額料金を支払って動画サブスクを利用していると回答したのは62.3%で、なかでも「Amazonプライム・ビデオ」の利用率が66.0%と他を引き離して圧倒的トップになりました。
コストパフォーマンスが高く評価された「Amazonプライム・ビデオ」は全年代で利用者数1位に、作品数およびサイト・アプリの使いやすさが高く評価された「Netflix」も全年代で2位を獲得。6割を超える人が値上げ後も両サービスを利用すると答えています。
動画配信サービスを利用するデバイスでは、スマートフォンとテレビの利用率が高くなりました。
テレビの利用が高い理由としては、Netflixなどの専用ボタンを搭載しているテレビが増えていることや、Fire TVやChromecastといったテレビに接続して大画面で楽しめるストリーミングデバイスの普及が関係しているものと予想されます。
「動画視聴に関する利用実態調査」は、18歳~69歳の男女を対象に実施。5,706人を対象にテレビ・YouTube・動画配信サービスの視聴時間を調査し、Netflix・Hulu・U-NEXT・Amazonプライム・ビデオ(非プライム会員)を利用していると回答した800人を対象に、動画配信サービスの詳細を調査したものです。
コメントを残す