Photo by Ryutaro Koma
街中の無料Wi-Fiに自動で安全に接続するアプリ「タウンWiFi」を提供する株式会社タウンWiFiが「全国WiFiにつなぎたいスポットランキング」を発表した。
トップ10に4つのテーマパークがランクイン
タウンWiFiが2016年からスタートした“Wi-Fi設置スポットのリクエスト募集”機能を元に集計した「全国WiFiにつなぎたいスポットランキング」の第1位は23,765票で「東京ディズニーリゾート」、第2位は10,005票で「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」、第3位は1,266票「梅田駅」となった。
ディズニーリゾートの内訳は、「ディズニーランド」が8,071票でトップ。「ディズニーランド・シー駐車場」が5,502票で2位、「リゾート全体」が3,691票で3位、「ディズニーランドホテル」が2,599票で4位、「ホテル・ミラコスタ」が1,307票で5位となっている。
意外だが東京ディズニーリゾートのパーク内には無料・有料に関わらずWi-Fiが設置されていない。また、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンはドコモとauが提供する追加料金なしで使える有料のWi-Fiは利用できるものの無料Wi-Fiは利用できない。
長い待ち時間とインスタが原因か
日本の二大テーマパークでは、アトラクションの待ち時間が長いことから通信容量の多い動画視聴が見込まれるほか、インスタグラムが2017年に発表した人気のハッシュタグランキングでも1位、2位にランクインしており、パーク内の写真や動画をアップする機会が多いことがWi-Fiを設置して欲しいという要望につながっているようだ。
なお、トップ10のなかに関西エリアのスポットが4つもランクインしているが、タウンWiFiは2009年から2016年に海外旅行者数の成長率が世界で最も高いとされた都市であることから、訪日観光客の増加によって需要が高まっていると分析している。