Android向けにGoogle日本語入力ベータ版が登場!
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

動作対象となるのはAndroid 2.1以上のスマートフォン。タブレットやハードキーボードでの動作はサポート外となっています。
設定画面ではキーボードの配列を視覚的に選ぶことができます。
キーボードの配列をケータイ配列にした場合、入力方式はケータイ、ケータイ+フリック、フリックから選択することができますね。
フリックの感度やキーボードのデザインなどは変更できないようですね。今後のアップデートに期待したいですね。
入力画面はこんな感じ。キーボードのサイズはでかくもなく、小さくも無くちょうどいい感じ。
「記号」を選択すると記号や顔文字、さらに絵文字を入力することができます。また、記号や顔文字、絵文字はカテゴライズされていてかんたんに入力したい記号を探すことができます。
肝心の文字入力においてはPC版でも定評がある様にAndroid版でも文字変換の精度はかなり高いレベルで利用できます。ただ、フリックの感度調節ができないためたまに意図しない文字が入力されたり、定型文やユーザー辞書機能を備えていないため文字入力にストレスを感じるケースもあります。
個人的にはかな入力時にスペースが全角になることやテンキーの非表示機能がないことが不満点として挙げられますね。逆に文字入力時のバイブ機能の強弱がちょうど良いレベル。ATOKは強すぎてバイブ音が聞こえるぐらいなので。
ベータ版の段階でここまで快適に文字入力が行えるため、正式版にはかなり期待できそう。とりあえずフリック感度の調整機能とユーザー辞書機能、かな入力時の半角スペース対応は最低限。ユーザー辞書機能の共有機能がプラスαで正式版にてサポートされていると良いなーと。