現在、飛行機の離着陸の際にはスマートフォンやタブレットなどから発せられる電波が飛行機の運行に支障を及ぼすおそれがあるため、全ての電子機器の電源を切る必要がありますが、この制限が9月から緩和されるようです。
9月1日から離着陸時でも機内モードの電子機器の利用が可能に
アメリカでは、2013年10月に機内モードを設定した電子機器に限り、離着陸時においても使用を認める方針が発表され、早々に複数の航空会社が対応を行いました。その後、国土交通省にも使用を認めるよう要望が寄せられ、検証を行ったところ安全性の確認が取れたため、9月1日から規制が緩和されるようです。
アメリカでは航空当局が去年10月に解禁し、国土交通省にも要望が寄せられたため検証を行った結果、安全性の確認が取れたということです。国土交通省は今週中にも正式に発表することにしています。
引用元:「9月から離着陸時の制限緩和、機内モードのスマホ使用可に」 News i – TBSの動画ニュースサイト
離着陸時の使用が認められるのは強い電波を発しない機内モードに設定したスマートフォンやタブレットなどの電子機器で、比較的強い電波を発する音声通話などは引き続き禁止とされ、利用した場合は50万円以下の罰金が科せられることがあります。
JALでは、今年7月から国内線の機内でWi-Fiを利用できるサービス「JAL SKY Wi-Fi」の提供を開始していますが、今のところ、このサービスが利用できるのは飛行中のみで離着陸時には利用することができませんでしたが、9月からの規制緩和によって離着陸時でも利用が可能になるかもしれませんね。より長い時間利用できるようになり、もう少し便利にサービスを利用することができるようになるかと思います。
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