Twitterが2016年10~12月期の決算を発表しました。売上高は前年同期比48%増の7億1720万ドル、最終損益は1億6705万ドル、日本円で190億円の赤字を記録。赤字は前年同期比で9023万ドル(90億円)増に拡大する結果となりました。
月間アクティブユーザー数は3億1,900万人で前年同期比4%増に留まっています。
Facebookは好調、月間ユーザーは21%増の17億4,000万人に
Facebookが先日発表した2016年10~12月期の決算によると、売上高は前年同期比51%増の88億900万ドル、純利益は128%増の35億6,800万ドルを記録するなど好調。
月間アクティブユーザー数も前年同期比21%増の17億4,000万人でTwitterの5.5倍ものアクティブユーザーを抱えています。
また、Facebookが提供するInstagramの月間アクティブユーザーも昨年12月に6億人を突破し、Twitterを大幅に上回っています。
Twitter、2016年に様々なテコ入れもユーザー数増につながらず・・・
Twitterは2016年にタイムラインの最上部に「重要なツイート」の表示やリンクや写真の文字数を140文字制限にカウントしない緩和策、動画の時間を140秒に延長、低品質なツイートをタイムラインから除外する「クオリティフィルター」などを様々なテコ入れを行いましたが、ユーザー数には大きく寄与しなかったようです。
昨年、Googleやセールスフォース、ディズニーなど複数の企業がTwitterの買収を検討していると報じられましたが、セールスフォースが否定したことをキッカケに収束していました。今回の業績を受けて再び買収報道などが出るかもしれませんね。
なお、日本国内においては昨年9月に月間アクティブユーザー数が4,000万人を突破し、Facebook、Instagramを抑えるなど好調です。
- Q4 2016 Letter to Shareholders(PDF)
- インスタグラム、月間ユーザー数が6億人を突破〜Twitterの2倍にせまる
- Twitter、日本の月間ユーザーが4,000万人を突破。キャンペーンも
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