Apple、春にも新型iPhone発売か。2026年には折りたたみモデル登場──販売サイクルが一変か
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

長年にわたりAppleは、秋にフラグシップモデルを発表し、数年に一度のタイミングでiPhone SEを発売してきました。
しかし、このおなじみのサイクルが、近い将来大きく変わるかもしれません。
すでに小さな変化が起き始めています。今年2月には、iPhone SEシリーズに代わるモデルとして「iPhone 16e」が登場しました。さらに、秋には、超薄型のフラグシップモデル「iPhone 17 Air」の発売が噂されています。
そして、2026年には待望の折りたたみスマートフォン「iPhone 18 Fold」がラインナップに加わる可能性もあります。
1年を通して魅力的なラインナップに
最近、複数の関係者からAppleのiPhone販売計画に関する情報がリークされました。
未発表のiPhoneに関して実績のあるアナリストMing Chi-Kuoや、The Informationによると、Appleは2011年のiPhone 4s以来続けてきたすべてのフラグシップモデルを秋に発売する方針を見直すようです。
今後は、低価格帯のモデルを上半期に、Proモデルは秋に発売する2段階のスケジュールに移行するとのこと。変更は2026年から実施される予定で、iPhone 18やiPhone 19は、それぞれ翌年の前半に発売される見込みです。
- iPhone 17
- iPhone 17 Air
- iPhone 17 Pro
- iPhone 17 Pro Max
- iPhone 18 Air
- iPhone 18 Pro
- iPhone 18 Pro Max
- iPhone 18 Fold
- iPhone 19 Air
- iPhone 19 Pro
- iPhone 19 Pro Max
- iPhone 19 Fold
最も手ごろなモデルであるiPhone 16eの後継機も春の発売が予想されています。
これまで不定期だったSEシリーズの発売サイクルを考えると、eシリーズが毎年発売されるのか疑問ですが、少なくともiPhone 17eは2026年春発売と報じられています。
Appleが発売サイクルを見直す理由のひとつは、競合他社の動きにあるようです。
例えば、GalaxyやXiaomiといったシェアの高いメーカーは、2025年の上半期にGalaxy S25シリーズやXiaomi 15シリーズを投入しています。
Googleも昨年から、Pixelシリーズの発売を秋から夏に前倒ししました。
さらに、スマートフォンに搭載されるAIの進化が、ユーザーの買い替え意欲を高めているとすれば、サイクルを変更して通年で魅力的なラインナップを提供することには大きな意味があります。半年前に発売された高価格の旧モデルには、手を出しにくいと感じる人も少なくないはずです。
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