携帯電話端末製造メーカー世界最大手のノキアがフィンランド政府やYRPユビキタス・ネットワーキング研究所と共同開発した携帯電話向けのプラットフォーム「NoTA」を発表しました。
「NoTA」の開発にはNTTドコモのmovaなどに採用された「TRON」の開発を手がけた東京大学の坂村健教授も参加しています。
今後、Googleやノキアのようなプラットフォームを開発するメーカーが増加する?
ノキア、携帯ソフト開発費圧縮 ビジネス-最新ニュース:IT-PLUS
通常携帯電話が搭載しているデータ通信や検索、画像表示などの機能をソフトウェアでおこなっていますが、世界最大手の携帯電話製造メーカーノキアが開発した「NoTA」ではOSでサポートするため前述した機能ごとに必要だったソフトウェアの開発を省略化でき、ソフトウェアの開発コストを最大100分の1に削減可能となります。
ノキアでは「NoTA」を来年以降、自社製品の開発に活用するほか、日本を含む携帯電話製造メーカーに利用を呼び掛けるようです。
なお、日本の国内メーカーでは数社がすでに採用に動いているとのこと。
GoogleがAndroidを開発しメーカーに無償提供することでソフトウェアの開発コストを大幅に削減することが可能になっていますが、ノキアがこれを追った形になりました。
また、ノキアが開発した「NoTA」は「Android」と違いスマートフォンではなく携帯電話向けのプラットフォームということで分野が異なるので大きな需要があるのではないかと思いますが、恐らくAndroidの様に無償提供するものではなく有償提供となるのではないでしょうか。そうなるとメーカーが気になるのは価格ですよね。
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