携帯電話4社が電話番号を変更することなく現在使用しているキャリアと異なるキャリアへ移行できるモバイルナンバーポータビリティ(MNP)の使い勝手を改善しようと協議していることが明らかになりました。
協議内容は、旧メールアドレスに送信されたメールを新メールアドレスに転送するサービスの導入を巡るもの。
今年度中の合意を目指している模様。
「番号持ち運び」不便解消…新携帯にメール転送、導入へ(読売新聞) – Yahoo!ニュース
携帯電話4社がMNPの使い勝手を向上しようと新サービスの導入を目指している事が明らかになりました。
新サービスは、MNPを利用する前の旧メールアドレスに送信されたメールを新メールアドレスに転送するというもの。
MNPの利用率は、MNPがスタートしてから約2年半が経過したものの、利用件数が全契約者の5.5%にとどまっています。
MNPの利用率が低い原因が「キャリアを変更するとメールアドレスが変わってしまう」ことにあると見られ、MNPの利用率を向上するために、メールアドレスの持ち運び制が噂されていましたが、キャリアごとにメールアドレスのドメイン部が変わってしまうため、携帯電話各社はMNPを利用した契約者の旧メールアドレスに届いたメールを一定期間、新メールアドレスに自動転送するサービスの導入に踏み切った模様。
また、Eメールだけでなく、SMSにおいても同様のサービスを考えているようです。
このサービスには、ソフトバンクモバイルやイー・モバイルが積極的でNTTドコモも協力するとのこと。
ドメイン統一はやっぱり無し?
昨年秋頃に「メールアドレスも持ち運び可能へ。」とお伝えしたのですが、今回のメール転送サービスの導入により白紙になりそうですね。個人的にはドメイン統一に賛成だったのですが。