AppleはiPhoneに関連する特許を侵害したとして台湾の携帯電話製造業者のHTCを提訴しました。
侵害した特許の内容としてはユーザーインターフェースやアーキテクチャハードウェアに関連するというもの。
Appleが問題視してるのはAndroidやWindows Mobile
アップル、iPhone関連特許侵害でHTCを訴える
AppleがHTCを提訴したことに対してCEOであるスティーブ・ジョブズは以下の様にコメントしています。
「我々が特許を持つ発明を競合他社が盗んでいくことに対して、傍観することもできるし、なんらかの手を打つこともできる。我々は手を打つことに決めた」「競争原理が健全だとは思っている。しかし競合他社は独自技術を作り出すべきであって、我々のものを盗んではいけない」
Appleが特許を侵害しているとして問題視しているのは、、Touch Pro、Touch Diamond、Touch Pro2、Tilt II、Pure、Imagio、Dream/G1、myTouch 3G、Hero、HD2、Droid ErisそしてNexus Oneと、AndroidとWindows MobileをOSに搭載したスマートフォンとなっています。
HTCといえば、Androidを製造する最大手のメーカー。そのHTCを訴えたことによりGoogleに間接的に警告を呼びかけたという見方もあるようです。まぁ、昨年からのAppleとGoogleの関係を見ればそう捉えるのも自然ですよね。
だんだんヒートアップしてきた感のある2社ですが、最終的にどのような形で決着するのか注目です。