今月11日に富士通と東芝が携帯電話事業を統合するのではないかとの報道がされ、両社は即日否定をしていましたが、6月17日に富士通と東芝が携帯電話事業を統合することが正式に決定となりました。
らくらくホン・かんたん携帯酷似騒動から一変、統合へ。
富士通と東芝、携帯事業統合 正式発表 「競争力あるスマートフォン提供」 – ITmedia News
富士通と東芝といえば記憶に新しい「らくらくホンとかんたん携帯の酷似騒動」ですよね。
一時は製造、販売の差し止めの仮処分まで事が進みましたが、2009年4月にNTTドコモ、ソフトバンクモバイル、富士通、東芝の4社間で和解して決着しています。
今回の携帯電話事業統合でもらくらくホンとかんたん携帯が絡んでいると思いきや、統合の理由としては競争力の高いスマートフォンを提供したいとのこと。
富士通は指紋認証や防水機能などがウリ、東芝はスマートフォンのノウハウを持っているので両社の強みが活かされたスマートフォンがでてくるのは確かに楽しみですね。
今後の動向としては、7月末に最終的な契約を締結し、10月1日をめどに新会社を設立するようです。
統合の形としては東芝の携帯電話事業を移管した上で、富士通が新会社の株式の過半を取得するとのこと。
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