iPhoneも対応している900MHz帯はソフトバンクモバイルに割り当てが決定!ところで900MHzなにそれ?おいしいの?
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

そもそも今回の周波数帯の割り当ては、アナログテレビの終了により空いた周波数帯と800MHz帯の再編終了により、空いた周波数帯を再編するというもので、900MHz帯は800MHz帯の再編終了により、空いた周波数帯となっています。
そこで何故、各キャリアが欲しがるのかといえば、スマートフォンの普及によってインフラに頭を悩ませる各キャリアがトラフィック分散のために新しい周波数帯が欲しかったということと、700~900MHz帯の周波数帯には障害物を越えて電波が届きやすいという特性があるため。
思い返せば、ソフトバンクは割り当てが決定する前から900MHz帯の基地局を設置するなどハイリスクな事をやってパフォーマンスをしたり、iPhoneの爆発的な普及でおそらくインフラ整備に頭を悩ませていたと思いますし、今回の総務省の判断は妥当かと思います。
iPhoneも900MHz帯には対応しているため、iPhoneでも電波状況が改善されるかと思いきや干渉問題という壁があるようです。(干渉問題はW-CDMAであれば起きないとのこと。)
iPhoneは仕様上では900MHzに対応帯しているが、日本国内ではNTTドコモが850MHz帯を使用しているため干渉問題が懸念されているためだ。
情報元:[16:22更新]【正式決定】プラチナバンド「900MHz」ソフトバンクが獲得、iPhone対応に課題も | ガジェット速報
ちなみに、800MHz帯は既にドコモとauに割り当てられていて、700MHz帯の割り当ては今夏に行われる行われる予定です。
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