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2012年度のスマホ出荷台数シェアはAppleがトップ。ソニーモバイルを除く国内全メーカーはシェア減に。

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Yusuke Sakakura更新日:2014/10/11 23:27
2012年度のスマホ出荷台数シェアはAppleがトップ。ソニーモバイルを除く国内全メーカーはシェア減に。
Photo By d’n’c
MM総研が2012年度の携帯電話出荷台数の調査結果を発表しています。調査から1年間通して初めてAppleがメーカーシェアトップとなったことがわかりました。

昨年度1位の富士通は2位に

MM総研の調査結果によれば、Appleが出荷台数を50%近く増やし、シェアでも8.5%の伸びをみせて出荷台数シェアにおいてトップを獲得。

昨年比で出荷台数とシェアを伸ばしたのはApple、ソニーモバイル、サムスンの3社のみで、ソニーモバイルを除く国内全メーカーは出荷台数、シェアともに減らしていることがわかりました。

中でも撤退が噂されたNECカシオ(報道後、撤退を否定)とパナソニック(報道後、新体制を発表)は、出荷台数で大幅減を記録。3位のシャープもワーストとなるシェア減を記録しており、国内向けモデルが海外でも発売されるグローバルモデルやローカライズモデルに対抗できないという格好になっています。

Androidがシェアトップも昨年比でシェア減

OS別の出荷台数ではAndroidが63.9%でiOSを上回るも、昨年比では出荷台数を増やしながらシェアは5.1ポイント減を記録。

一方、iOSは出荷台数を50%近く伸ばし、シェアも5.9ポイント増となっており、iPhoneの需要が高いことがわかります。

TizenやFirefox OSなど低価格向けのOS投入による影響は

2013年内にはNTTドコモが「Tizen」、auが2014年初頭にも「Firefox OS」といった低価格向けの新興OSを投入する予定でシェアにどのような変化をもたらすか注目です。

一方、Androidは今夏モデルとして「GALAXY S4」や「Xperia A」、「Xperia UL」といった人気ブランドのスマートフォンを投入すると噂されており、iOSは指紋認証の搭載が噂される次期iPhoneを夏から秋にかけて投入して新興OSを迎え撃つ格好となるようです。
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