モバイルナンバーポータビリティ制度が開始されたのは去年の10月24日。MNP開始直後のMNP冬の陣を制したのはauでした。
当初から「auが1人勝ちするのではないかと」予想され、まさにその通りにたった6日間で10万人のポータビリティに成功し、圧倒的な力で冬の陣を制しました。結果的にauはドコモとソフトバンクから5%のシェアを奪うことになったのです。これに黙っているわけがないドコモとソフトバンク。果たしてMNP春の陣の結果は・・・。
2月にMNPを利用した契約者数は、NTTドコモが-7万4200人、auが+9万9600人、ツーカーが4900人、ソフトバンクモバイルが-2万600人となり、2月のMNP商戦はauの1人勝ちとなった。
3月にMNPを利用した契約者数は、NTTドコモが-11万700人、auが+15万4800人、ツーカーが-6500人、ソフトバンクモバイルが-6500人となり、3月においてもauの1人勝ちとなった。
モバイルナンバーポータビリティ春の陣を制したのは、またしてもau。auは24万9800人をNTTドコモ、ソフトバンク、ツーカーから奪うことに成功し、逆にNTTドコモは18万4900人のユーザーを流出してしまいました。
また同期間の各キャリアの契約者数は、NTTドコモが40万200人、auが75万4400人、ソフトバンクモバイルが24万8000人となっています。
累計は、NTTドコモが5262万1100人、auが2818万8300人、ソフトバンクもバイルが1590万8500人となっています。
情報元:TCA(電気通信事業者協会)