楽天、無料通話アプリ「Viber」を買収ー通話料が1/4となるプロモーションを実施
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

楽天グループは昨年、通話料60%オフ(各携帯電話事業者との比較)のIP電話サービス「IP-Phone SMART」と一部の場合を除いて通話料が半額になる「楽天でんわ」を発表しています。
通話料が約1/4となるプロモーションを実施
楽天は「Viber」の買収と共に、日本向けのプロモーションとして固定電話への通話料を無料、携帯電話への通話料を10円/1分で提供することも明らかにしています。提供時期や一時的なものになるか、などの詳細はわかっていません。
日本向けのプロモーションとして、固定電話に対する通話を無料、携帯電話への通話も1分あたり10円の通話料でかけられるようにすると発表した。プロモーション期間などの詳細は現時点で発表されていない。
ドコモやau、ソフトバンクなどが提供する音声通話サービスの主な通話料は21円/30秒となっており、楽天が提供する10円/1分の通話料は約1/4となります。
また、昨年発表された「楽天でんわ」の通話料は10.5/30秒となっていますが、それと比較しても半額となるため、通話料を大幅に節約することができそうです。
ちなみに、昨年12月に朝日新聞が「楽天でんわ」に無料通話機能が追加提供されると報じており、今回の「Viber」買収に伴って「楽天でんわ」にIP電話機能が追加され、無料通話の利用も予想できます。
ソフトバンクは、今年1月に音声通話が準定額となるプランを発表しており、ドコモについても月額1000円程度の音声定額プランを用意していると報じられており、ドコモ副社長の坪内氏は「いずれ導入しなければならない」とコメントするなど、今年は音声通話周りで大きな動きがありそうです。
2013年はデータ通信を安く抑えることができるMVNO SIMにて激しい競争がおきましたが、2014年は音声プランで同じような動きが見られるかもしれません。
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