イオンが今月4日より端末代込みで月額2980円で利用できるスマートフォンの販売を開始しましたが、3割の店舗で予約分が完売するなど、出だし好調となっているようです。
そんななか、ビッグローブがドコモなど大手キャリアが提供するスマホの半額程度で使える格安スマホを今年7月に発売すると発表しました。
ほぼスマホに音声通話機能を追加へ
現在、ビッグローブは端末代込みで2年の間、月額2776円で使える「Wi-Fiほぼスマホ」を販売していますが、その名のとおりメールやSNS、ネットなどのデータ通信は利用することができるものの、音声通話はサポートしておらずユーザー自信がIP電話サービスなどを契約する必要がありました。7月に発売される格安スマホについては、090番号の電話番号が与えられるため通常のスマホ同様に音声通話機能を利用することが可能になり、比較的ユーザーにも手の届きやすい製品になるようです。
詳細な価格については現在検討中であるものの、ドコモなど大手が提供する利用料金の半額程度となるようです。
価格は今後詰めるが、端末代金とネット利用料、音声通話基本料をセットにした定額料金とする。携帯大手のスマホ利用料金は一般的に月7千円前後だが、半額程度に抑える見通しだ。
引用元:ビッグローブ、7月に割安スマホ 大手の半額程度で提供 – SankeiBiz(サンケイビズ)
ちなみに、ビッグローブは「ほぼスマホ」を全国のイオン200店舗で販売しており、7月に販売される格安スマホにおいてもイオンで取り扱われるかもしれません。
LTE対応のウェアラブルの投入も検討
ビッグローブは格安スマホの投入発表と同時にAndroidを搭載した腕時計型のウェアラブルデバイスの投入も検討していることを明らかにしました。特徴はLTEをサポートすることで、スマートフォンやタブレットなど他の製品を同時持ちすることなく動作すること。
具体的な機能については語られてないものの、説明会では「スマホではしっくりこないことがいくつもあり、時計型のLTEを通信ができれば面白いことがまだまだできる」とコメントされており、どのような製品になるのか楽しみです。
「2年前に構想を始めた頃は技術的に難しかったものが、ほんの数年の技術の進化で可能になった。未来の新しいサービスを考えていると『今あるスマホではしっくりこない』というケースがいくつもある。腕時計型のデバイスでLTE通信ができれば面白いことがまだまだできる」(小関社長)
引用元:新生ビッグローブ「ほぼスマホ」で攻勢 音声通話・MNPに対応 腕時計型デバイスも開発中 – ITmedia ニュース
ちなみに、この腕時計型のウェアラブルデバイスは2014年内の製品化を目指しているとのことです。
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