2018年のSIMフリースマートフォン市場でトップシェアを誇るHUAWEIが、若年層をメインターゲットにしたnovaシリーズの最新機種「HUAWEI nova 3」を発表した。
AIによる強力なサポートに対応する4つのレンズを搭載したカメラやハイエンドモデルのパフォーマンスを実現する高性能なチップセットを装備する。発売日は10月5日。価格は税抜き54,800円で販売される。
AI×4レンズカメラ、シャッターを押すだけでベストショットを撮影
「HUAWEI nova 3」の最大の特徴は、前面と背面に合わせて4つのレンズを搭載するAIカメラだ。
メインカメラは24メガピクセルのモノクロセンサーと16メガピクセルのカラーセンサーで構成されるダブルレンズAIカメラを搭載。
1億枚にも及ぶ写真を学習したAIが22種類のシーンや被写体を判別してカメラの設定を自動で最適化することで、シャッターを押すだけでカンタンにベストショットを撮影できる。さらに、水平線の表示など構図のアシストも行う「AIアシスト」にも対応する。
フロントカメラにも24メガピクセルと2メガピクセルのダブルレンズAIカメラを搭載。8つのシーン(青空、室内、植物、花、舞台、雪、夜景、ビーチ)を識別し、ベストショットが撮影できるよう明るさや彩度などの設定値を最適化する。さらに、リアルタイムでHDR効果(逆光でも顔と背景をキレイに撮影できるカメラ機能)を確認しながら撮影できる「HDR Pro」、好みのライティング効果でポートレート撮影が可能な「3Dライティング」を搭載することでセルフィー撮影の幅が広がる。
5万円台の価格設定ながらフラグシップモデルにも搭載されている「Kirin 970」を装備することでハイエンドモデル並のパフォーマンスを発揮。
AI専用のAIがゲーム画面を認識してチップセットの稼働を割り当てることで快適なゲーム体験を提供する「Game Suite」(Game Suite内のアプリのみ有効)やゲーム中は通知を非表示にしたり、「GPU Turbo」によってグラフィックの処理能力を効果的に高めることで、スムーズなゲーム体験を実現する。GPU Turboの対応アプリはPUBG MOBILEやモバイルレジェンド:Bang Bangの2つ。
ディスプレイは約6.4インチ、フルHD+(2,340×1,080ピクセル)、19.5:9の縦長サイズ、“ノッチ”付きのベゼルレスディスプレイ。ボディは約7.3mmの薄型で3Dカーブガラスが手にフィットする。
OSはAndroid 8.1、メモリは4GB。バッテリーは大容量の3,750mAh。USB Type-Cによる18Wの急速充電や顔認証、表情や表情の動きを読み取って3Dアニメーションが動く「3D Qmoji」もサポートする。
「HUAWEI nova 3」は、ファーウェイの公式オンラインストアのほかにも格安SIM/格安スマホを提供する事業者からも発売される。特に限定のレッドカラーを発売するgooSimsellerが注目だ。OCNモバイルONE音声SIMとのセット販売価格を34,800円に設定し、販売開始を記念してさらに27,600円に値下げする。
gooSimseller本店では10月3日午前11時から、楽天ポイントが利用できる楽天市場店および、現在最大7.5%のポイントアップキャンペーンが実施中のAmazonでは10月4日から販売を開始する。
「HUAWEI nova 3」のスペック
OS | Android 8.1 / EUMI 8.2 |
サイズ | 157 x 73.7 x 7.3mm |
重さ | 約166g |
チップセット | HUAWEI Kirin 970 オクタコアCPU 4 x 2.36 GHz A73 + 4 x 1.8 GHz A53 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 128GB |
microSD | 最大256GB |
バッテリー | 3,750mAh |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 4.2 aptX / aptX HD / HWA対応 |
SIM | nanoSIM x 2 |
アウトカメラ | 16MP x f/1.8 + 24MP x f/1.8 |
インカメラ | 24MP + 2MP |
対応バンド | FDD LTE: B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 26 / 28 TDD LTE: B38 / 40 / 41 WCDMA: B1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 GSM: 850 / 900 / 1800 / 1900 MHz |
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