先月、1日限りで一般向けに販売されたGoogleのウェアラブルデバイス「Google Glass」ですが、技適を通過していないため日本で使うと電波法違反となるため購入してもただの置き物になるだけでした。
そんなむず痒い状況が続いているわけですが、本日、JATEの認定または認証を受けた機器が公開され、その中にGoogle Glassが含まれていました!
最新モデルのGoogle GlassがJATE通過
Google Glassは、「Glass, Model:AVT-5, XE-C」という機器名称で4月10日に認証を受けたようです。ご存知のとおりGoogle Glassというのはまだ一般向けには広く発売されておらず、開発者や限られた期間で販売されていたりするんですが、既に第2世代までリリースされていて、試作機(XE-A)→XE-B→XE-Cと来ています。
つまり、最新版のGoogle GlassがJATEを通過したというわけで、いよいよ日本発売またはグローバルでの発売に向けてGoogleが動き出したのかもしれません。
JATE通過もGoogle Glassが日本で発売されるとは限らない!?
JATEや技適を通過した端末が必ず日本で発売されるわけではなく、GoogleとHTCが開発したNexus Oneも技適を通過しながら日本で発売はされませんでした。ただ、Nexus Oneはmixiのイベントにて配布されたようで、このためだけにGoogleが技適を通過させたのではないかとも予想することができ、Google Glassも同じようにイベントでの配布や日本での展示のためにJATEを通過させた可能性も考えられます。
2014年はウェアラブル元年になるとされていますが、4ヶ月で出てきたものを振り返ってみるとiPhoneやAndroidなどの大きなインパクトがあるものはなく、いまのところウェアラブル元年とは言えなくなっていますが、長年期待され、じらされてきたGoogle Glassの登場でいよいよ実感することになるかもしれません。
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