先週、Appleが発表したクラウドで音楽を管理できるサービス「iTunes Match」がようやく日本でも提供されました。低い音質の楽曲を高音質かつDRMフリーに交換してくれるというところが魅力ではありますが、iPhoneやiPadからストリーミング視聴ができないため、外出先で音楽を視聴する際は少し注意が必要になりますし、年額3980円という価格が気になるという方もいるようです。
それらの懸念点をクリアするのがGoogleが提供する「Google Play Music」ですが、本日よりカナダにて利用可能になったようです。
無料で利用できる「Google Play Music」の日本上陸はまだか!?
Google Play Musicが発表されたのは「iTunes Match」よりも1ヶ月前の2011年5月で当時は「music beta」という名称で提供され、のちに「Google Music」→「Google Play Music」と名前が変わっています。そんな「Google Play Music」の特徴はなんといっても2万曲のアップロードまで無料であることやAndroidだけでなく、iPhoneでもサービスを利用できるというところでしょうか。また、パソコンからはiTunesのような音楽管理ソフトをダウンロードする必要はなく、ウェブブラウザから音楽を視聴することができます。
音楽の管理もかなりカンタンで専用のアップロードツールをパソコンにインストールすればパソコン内の音楽を自動でクラウドにアップロードしてくれます。例えばiTunesで購入またはCDから取り込んだ音楽は自動で(手動でも可能)アップロードされるため、普通にiPhoneを使っている人はもちろん、前述したとおり全てのOSで利用できるため、音楽はiTunesで管理してるけどメインで使ってるのはAndroidという場合やiPhoneとの2台持ちしている場合でも特別気にすることなく音楽を管理することができます。
個人的には「iTunes Match」よりも使いたいサービスが多く、何よりもタダというところに惹かれるわけですが、今のところ日本で利用することはできません。
著作権周りのサービスに厳しい日本でグレーなiTunes Matchが日本で利用可能になったということで、Google Play Musicの提供国拡大のニュースに注目していたわけですが、今回はカナダのみとなりました。
さて、日本でGoogle Play Musicを利用できる日は来るのでしょうか。
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