最近めちゃくちゃ流行っているLINEの不正ログインとアカウントの乗っ取り行為。
アカウントを奪われるだけならまだしも、友だちにプリペイドカードの購入を要求するという詐欺行為まで起きているので、当然無視できない問題です。
この悪質な乗っ取り行為を防ぐため、新たな認証手順として「PINコード」が設けられたので、自分だけでなく友だちに迷惑をかけないためにも必ず設定しておきましょう。
LINEのPINコードとは?
LINEの「PINコード」は、LINEにログインする際に必要となる4桁の暗証番号です。これまではメールアドレスとパスワードの2つを使ってログインしていましたが、これに「PINコード」が加わることによって他人によるLINEの乗っ取り行為が難しくなるというもの。
LINEのPINコードを利用するには事前の設定が必要
「PINコード」を利用するには事前に設定が必要となります。利用方法はLINEを起動して、その他タブを選択後、「設定」を選びます。
その後「アカウント」→「PINコード」をタップしましょう。
※Androidの場合、設定画面にPINコードの設定項目が表示されない事があるようです。僕の場合、電話番号を登録することで設定項目が表示されましたが、PINコードの利用に電話番号の登録が必須というわけではなさそうなので、何らかの設定を変更・更新すると表示されるようになるかもしれません。
あとはPINコードを入力して「OK」をタップするだけ。
「PINコード」の設定をすると、他人があなたのLINEアカウントにログインしようとした場合に「PINコード」の入力を促されるので、メールアドレスとパスワードの組み合わせがバレたとしても「PINコード」がバレない限り、アカウントが乗っ取られることはありません。
LINEのPINコード利用における注意点
当たり前ですが、PINコードは誕生日や1111、1234といったわかりやすい暗証番号は避けるようにしましょう。今回、LINEの乗っ取り行為がこれだけ蔓延しているのはわかりやすいパスワードを設定していることも1つの原因ですからわかりやすいものを設定していては意味がありません。また、この「PINコード」は電話番号の異なるスマホからLINEにログインする場合のみ有効となるため、機種変更の際にも「PINコード」を聞かれることになります。
PINコードの設定よりも複雑なパスワードへの変更がGood
ここまで書いておいてなんですが、今回追加された「PINコード」に設定できるのはたった4桁の数字で組み合わせとしては10000通りにしかなりません。メールアドレスとパスワードさえわかっていれば、最大1万回のログインアタックでアカウントを乗っ取られてしまいます。また、ログインした時に表示されるメッセージは、メールアドレスとパスワードが合っている場合と合っていない場合とで異なるため、乗っ取り行為をはたらく犯人にはどこまで認証を突破しているのかもわかってしまうため、ぶっちゃけ「PINコード」は気休め程度にしかなりません。
「PINコード」を設定するぐらいなら今よりも複雑なパスワードに変更した方が有効かと思います。
まぁ、設定しないよりはいくらかマシなので設定するようにしておきましょう。何度も言いますが、アカウントを乗っ取られた場合に迷惑するのはあなただけではないので。
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