総務省が携帯電話の将来像を検討する「モバイルビジネス研究会」が7月26日に公表した、携帯電話の利用規約を2010年を目処にSIMロックの解除などの方針を盛り込んだ報告書案に対するパブリックコメントの結果を発表しました。
7月25日に発表した報告書案ではインセンティブモデルについても言及したが、これに対してドコモやau、ソフトバンクなど3キャリアは真っ向から反対していた。
au大丈夫でしょうか?
現在のインセンティブモデルは端末を安く購入できる代わりに毎月請求される料金の一部から報奨金として販売店に各キャリアから支払われるが、短期で携帯電話を買い換えるユーザーに対して長期間携帯電話を使い続けるユーザーは不公平が生まれるとして問題となっていました。
これに対してソフトバンクモバイルでは新スーパーボーナスといった割賦販売を昨年より導入していました。(NTTドコモでは早ければ905iシリーズで割賦販売を導入すると発表し、auでも割賦販売の導入を検討しているとしています。)このように各キャリアは総務省に反発するも割賦販売の導入を検討していました。
これにより2010年にはインセンティブモデルが完全に廃止、割賦販売が導入され、端末価格が約5万~6万となるが、毎月請求される電話料金は現在よりも安価になるがユーザーや販売店からの反発は避けられそうもありません。
また、SIMロックの解除についても2010年までSIMロックを解除したいという総務省の意向に各キャリアは賛同を示しており、実現することになった。
ドコモとソフトバンクの通信方式は同じでありSIMロックを解除しても互換性はありますがauだけ通信方式が異なるためSIMロックを解除してもauの端末に他キャリアのSIMカードを刺してもwebにアクセスできないかもしれません・・・。
情報元:フジサンケイビジネスアイ
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