Appleが「AirPods」や「HomePod」に次ぐ新商品の開発に取り組んでいるようだ。
開発中の製品は「AirTag」と呼ばれる紛失防止タグ。タグを付けたアイテムから離れると、iPhoneに通知が届いて忘れ物の発生を防いでくれる。
「AirTag」は2020年前半にも発売とされていたが、すぐには購入できないかもしれない。
「AirTag」は来年発売?
未発表のApple製品について最も信頼できるMing-Chi Kuoの最新レポートによれば、「AirTag」に搭載されるシステム・イン・パッケージの出荷が2020年第2四半期〜第3四半期(4月〜9月)から始まるそうだ。
システムインパッケージはAirPodsなどさまざまな製品に搭載されている高密度の回路基板。これまでの情報から「AirTag」には、iPhone 11シリーズにも搭載されたU1チップが搭載される可能性が高い。
U1チップは数センチの誤差で位置情報を検出できるUWB(Ultra Wide Band)を利用可能にするもの。iPhone 11シリーズでAirDropを利用する際に、相手の方向にiPhoneを向けるだけで共有相手が優先的に表示される機能が実装されている。
Bluetoothよりもはるかに優れた検出精度を誇るUWBは紛失防止タグに最適だ。
UWBに対応したAppleの紛失防止タグは3月のスペシャルイベントで発表との見方もあるが、MacRumorsはシステムインパッケージの出荷開始時期をもとに3月ではなく毎年6月に開催されるWWDCで発表の可能性もあると指摘している。
また、iPhoneやiPad、Apple Watchなどのオリジナルモデルの場合は発表から発売までに数ヶ月かかっていることから、6月に発表された場合は2020年後半まで発売されない可能性があるとも付け加えた。
Announcement vs. shipping for first-generation products:
— Joe Rossignol (@rsgnl) October 9, 2019
iPhone: Jan 2007 / Jun 2007
iPad: Jan 2010 / Apr 2010
Apple Watch: Sep 2014 / Apr 2015
HomePod: Jun 2017 / Feb 2018
Appleユーザー待望の「AirTag」では、iPhoneの探すアプリから音を鳴らして紛失場所を特定することができるほか、拡張現実ARを使って落としたアイテムの位置を特定することも可能と報じられている。
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