Googleは例年3月までに次期Androidのデベロッパープレビュー版を公開し、正式版の配信時期や新機能が明らかになる。
今年秋までの正式公開が予想されるAndroid 12のデベロッパープレビュー版も公開が迫っているようだ。
背面タップや全画面スクショなどが期待されるAndroid 12
Googleが2月4日にAndroid Beta Feedbackアプリの最新版をGoogle Playストアで公開した。
同アプリは2019年3月に公開されたベータ版Android Qと共に提供開始。それまではベータ版およびデベロッパープレビュー版の不具合をウェブサイト経由で報告する手間があったが、専用アプリからカンタンにレポートの送信が可能に。特定の不具合をフォローして最新情報を確認することもできる。
Android Beta Feedbackアプリはプレビュープログラムの終了と共にアプリをアンイストールすることが推奨されるが、削除しなかったユーザーにはバージョン「2.15-betterbug.external_20201211_RC02」へのアップデートが通知されていると9to5Googleが伝えている。
ストアの公開ページにアクセスすれば新規インストールも可能だが、ベータおよびデベロッパープレビューは現在クローズされているため、アプリは利用できずアンイストールを促されるだけで機能しない。
今回のフィードバックアプリのアップデートとAndroid 12の公開時期が直接的に関係しているわけではないが、アプリの利用目的と次期Androidのデベロッパープレビュー版が3月までに公開されてきたことを考えると、Android 12のプレビュー公開が間近に迫っている可能性は高い。早ければ今週中に登場する可能性もある。
Android 12では、安全かつカンタンに野良アプリをダウンロード可能になるとGoogleは予告しており、新機能としてはAndroid 11のデベロッパープレビュー版に搭載されていたものの正式公開されなかった背面タップでお気に入りのアプリなど様々な機能を呼び出すショートカットやキャッシュを自動で削除するなどスマートフォンの容量を節約するハイバネーション機能が追加されると報じられている。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期された全画面スクリーンショットの実装にも期待したい。
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