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Android 6.0の新機能や変更点まとめ――指紋認証やAndroid Payなど

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Android 6.0の新機能や変更点まとめ――指紋認証やAndroid Payなど

グーグルは、29日深夜に開催したGoogle I/O 2015の基調講演にて次期「Android 6.0 Marshmallow」の先行発表を行い、新機能や変更点を明らかにしました。

当エントリーでは、発表されたAndroid 6.0 Marshmallowの新機能や変更点をまとめておきます。

目次:Android 6.0 Marshmallowの新機能と変更点

1.アプリの権限管理機能が刷新

Google Playストアで配信されるAndroidアプリには、iPhoneアプリのような厳密な事前審査がないことから、連絡先や現在地などの個人情報をバッテリー消費を軽減するアプリに見せかけて抜き取ったりするような悪質なアプリが多数存在しています。

悪質なアプリから身を守るには、アプリが要求する権限をインストール前に確認して、アプリの目的と合っているかどうかを照らし合わせるというなんとも優しくない設計になっていましたがこれが大幅に刷新されます。

Android 6.0 Marshmallowでは、メッセージアプリのWhatsAppで音声メッセージを送信しようとすると、

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「マイクへのアクセスを許可しますか」というダイアログが表示されます。

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ここで「許可」を選択することで初めてアプリがマイクにアクセスすることができて音声メッセージを送信することが可能になります。

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許可しているアプリ権限は設定画面から確認することも可能。

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また、権限ごとにまとめて確認することもできます。以下の画像は、マイクへのアクセスを許可しているアプリの一覧を確認してします。

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2.Chromeカスタムタブ

Android 6.0 Marshmallowでは、Chromeカスタムタブが新たに導入されます。これは、アプリが搭載するブラウザにChromeを導入して、様々なアプリ向けにカスタマイズさせるというもの。

I/Oでは、Pinterestのデモが披露されました。以下はPinterestのアプリを起動しています。

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ウェブページを開くと、アプリ内ブラウザとして動作するChromeでウェブページが表示されます。つまり、Chromeをアプリ内ブラウザとして利用できるというわけ。ブラウザをカスタマイズすることもでき、Pinterestでは、ツールバーにピンボタンを配置しています。

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メニューからは、ページ内のキーワード検索やリンクの共有、Chromeブラウザでのウェブページの展開なども可能。

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Chromeカスタムタブを導入することによって、サインインやパスワードの保存管理、それらの自動入力、マルチプロセスセキュリティ(2段階認証?)を利用することができます。

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3.アプリとのリンク連携

現在のAndroidでは、メールなどでTwitterのURLを受信してリンクを開こうとすると、Twitterで開くのか、Chromeで開くのかをイチイチ選択する必要があります。

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Android 6.0 Marshmallowで導入されるアプリとのリンク連携では、アプリ側とサーバ側でちょっと手を加えてやると、

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メールのリンクから一発でアプリを呼び出すことが可能になります。開発者としては、アプリを直接呼び出せることによって離脱率の低下などが望めそうです。

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4.Android Pay

Android 6.0 Marshmallowでは、NFCによるモバイル決済機能「Android Pay」が実装されます!Apple Payへの対抗ですね。

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MasterCardやVISAなど4社のクレジットカードに対応。

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AT&TやT-mobile、ベライゾンとも提携。ソフトバンク配下のSprintはなし・・・

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Android Payが利用できるのは、マクドナルドやサブウェイ、ベストバイ、トイザらス、アメリカンイーグルなどなど。

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UBERやドミノ・ピザ、ホテルズドットコムなどのアプリでの決済にも対応します。

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ちなみに、Android Payは、Android 6.0 MarshmallowだけでなくAndroid 4.4 KitKat以降のバージョンにも対応するそうです。また、Android Payを利用できるのは米国のみとなりそうです。

5.指紋認証のサポート

iOSから遅れること約2年、、、Android 6.0 Marshmallowでは、ついに指紋認証をサポートします。

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もちろんAndroid Payも指紋認証をサポート。

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このほか、デバイスの画面ロック解除やGoogle Playストアでアプリを購入するときの決済、そしてサードパーティ製のアプリが指紋認証を利用できるようにAPIも公開されます。

指紋認証APIの公開によってショッピングアプリで、

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商品を購入する際に指紋を認識させるだけで決済が完了します。

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Androidの画面ロック解除は、解除しやすいパターンロックが主流になっているかと思いますが、セキュリティとしてはイマイチ。解除もしやすく、セキュリティ面でも評価の高い指紋認証の導入によって、初期のAndroidから活躍してきたパターンロックがようやく役目を終えることになりそうです。

また、OSレベルで指紋認証がサポートされることによって、銀行アプリやパスワード管理アプリもより便利に、セキュリティを確保して利用できるはずです。パスワード管理アプリの1Passwordは早速、指紋認証をサポートすることを表明しました。

6.バッテリー消費の節約機能「Doze」

Android 5.0 Lollipopでは、バッテリーの消費電力を改善するためのプロジェクト「Volta」が発表されましたが、Android 6.0 Marshmallowでは、「Doze」が投入されます。

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これは、スリープ時の同期アクティビティの回数を制限するというもの

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Android 6.0 Marshmallowを搭載したNexus 9では、待機時のバッテリーの持ち時間が2倍以上に長持ちするそうです。

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7.USB type Cのサポート

グーグルは、タブレットやスマートフォンにいち早くUSB Type Cに対応することを表明しました。

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また、USBを接続した時に充電するのか、給電するのか、ファイルの転送を行うのか、写真を転送するのか、MIDI機器を接続するのかを選択できるとのこと。

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8.コピペの改善、ダイレクト共有、簡略化されたボリューム操作

このほかにもAndroid 6.0 Marshmallowでは、さまざまな改善が実施される予定で、めちゃめちゃわかりにくかったコピペ時のインターフェースが改善されてiOSっぽくなります。

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このほかにもダイレクト共有や簡略化されたボリューム操作が搭載されます。ダイレクト共有機能ではよく共有する連絡先を記憶して、カンタンに共有できるほか、ボリューム操作では、着信音やアラーム、通知ごとのボリューム調整をカンタンに行えるとのこと。

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9.Google Nowをさらに便利に使える「Now on Tap」

Android 6.0 Marshmallowのリリースに合わせて投入される「Now on Tap」も発表されました。

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これはGoogle Nowをより便利に利用できる補助的な機能で、対応する画面でホームボタンを長押しすることで「Now on Tap」を起動することができます。

例えば、音楽を聴いている時にホームボタンを長押しすると、音声検索が起動するため、「彼(アーティスト)の本名を教えて欲しい」と尋ねると、「彼」を「Skrillex」に変換してアーティストの本名を検索することができます。

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ミュージックアプリで音楽を視聴時にホームボタンを長押しすると、

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音声検索が起動するため、「彼(アーティスト)の本名を教えて欲しい」と尋ねると、

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Google検索で本名を教えてくれる

また、メールで映画に誘われた時にホームボタンを長押しすると、誘われた映画のタイトルを自動で読み取って、映画の評価やYouTubeの予告動画へのリンク、その他映画関連アプリの起動ボタンを表示します。

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メールにてホームボタンを長押しすると、

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誘われた映画のタイトルを自動で読み取って映画の情報を表示してくれる

さらに、メッセージアプリでディナーに誘われた時にホームボタンを長押しすると、誘われたお店を自動で読み取って、お店の評価やGoogleマップによる道案内、電話、レストランの予約アプリOpenTableの起動ボタン、リマインダーへの登録ボタンなどを表示します。

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メッセージアプリでホームボタンを長押しすると、

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誘われたお店を自動で読み取って、お店の情報を表示してくれる

Open Tableの起動ボタンを押すと、誘われたお店のメニューなどを確認することができます。

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メニューで気になったものがあれば、さらに、ホームボタンを長押しして、「スパナコティロピタ(メニュー名)の写真を見せて欲しい」と話かけると、スパナコティロピタの写真が表示されます。

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OpenTableのアプリでホームボタンを長押しして、音声検索で質問すると、

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Googleの検索結果で回答してくれる

つまり、「Now on Tap」を使えば、自分で目的のアプリをいちいち探して起動したり、アプリをいちいち切り替える必要はないということです。とりあえず、ホームボタンを長押しすれば「Now on Tap」がいい感じに使いたいであろうアプリを表示してくれるので、スムーズに気になったものを調べることができるというわけです。

ちなみに、スパナコティロピタというのはほうれん草のパイだそうです。

10.アプリのバックアップ機能が大幅に向上

これまでのAndroidにもあったアプリのバックアップ機能ですが、バックアップとして保存されるのは、インストールしたアプリのみでデータのバックアップまでは保存することができませんでした。

Android 6.0 Marshmallowでは、Wi-Fiに接続され、デバイスが充電されている時に限り、24時間ごとに自動でアプリのバックアップをGoogleドライブ上に保存することができ、ようやくアプリのデータまでを含めた完全なバックアップを取ることが可能になります。

これによって、機種変更をする時には、カンタンに元の環境を復元することが可能になりそうです。ちなみに、Android 5.0 Lollipopでは、端末の背面をくっつけるだけで環境を復元できる(復元したい端末のOSバージョンがAndroid 5.0移行であれば利用できる)「タップ&ゴー」が新機能として追加されており、Android 6.0 Marshmallowからは背面を重ねるだけで全ての環境を復元することが可能になります。

ただ、難点としてはバックアップの容量はアプリごとに25MBになるとのことです。

11.Android 6.0 Marshmallowの開発者向け先行提供版は今日から配信

Android 6.0 Marshmallowをいち早く体験できる「Android M Developer Preview」は、今日から配信されます。対応機種はNexus 5 / 6 / 9 / Playerの4機種となります。

▼Android M Developer Previewのダウンロード先とインストール方法はこちらのエントリーでまとめています。


また、フルバージョンのAndroid 6.0 Marshmallowは今年後半にリリースされるとのこと。

12.次期Nexusは大幅なアップデートに?

Android Lでは、OSは大幅に進化したものの、Nexus 6やNexus 9といったデバイスでは大きな進化は見られませんでしたが、次期Nexusでは大幅な進化、大幅なアップデートが行わることになりそうです。

というのも指紋認証センサの搭載やAndroid Pay(残念ながら日本では使えないかもしれませんが)をサポートし、USB Type Cを搭載することからハードウェアでの大幅な進化は約束されたようなものでしょう。

Google I/O 2015では、次期Nexusの発表は行われませんでしたが、今年秋ごろに2つのNexusが発売されることになりそうです。

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Yusuke Sakakura

iPhone・Androidやスマートスピーカーに関するニュースはもちろん、レビューも届けるブログメディア「携帯総合研究所」主宰。元システムエンジニア、iPhoneの料金を3社間で比較できるシミュレーターの開発も

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