4月4日、Googleが2019年第3四半期に正式配信を予定している次期「Android Q」のベータ2版と最新のSDKを公開した。
ベータ2版と最新のSDKには、バグの修正および最適化、APIのアップデートに加え、昨日配信がスタートした2019年4月のセキュリティアップデートも含まれている。
アプリスイッチャーのジェスチャー操作が変更
ベータ2版にアップデートすると、初版で不評だったスクリーンショットへのノッチ反映がキャンセルされ、左から右に強制変更されていた通知を消す際のジェスチャー操作において、Android 9 Pie以前と同じように右から左も選べるようになった。
また、アプリを切り替える際のジェスチャー操作も変更された。これまではホームボタンを左右にスライドしてそのままキープすることで、ページをめくるようにアプリを切り替えることができたが、キープが削除されたことで、連続的にページをめくることができなくなり、良くも悪くも操作感がiPhoneに近づいた。
Android Q Beta 2でアプリを切り替える時のジェスチャー操作がiOSライクになりました
— Yusuke Sakakura🍎携帯総合研究所 (@xeno_twit) 2019年4月3日
これまでのように連続的にページをめくることができなくなっています #Android #AndroidQ pic.twitter.com/UprKKQxD7E
音楽の通知パネルには再生位置を変更できるシークバーが追加。画像の共有時にはシェアシートに小さなプレビューが表示されるようになるなど細かい改善も実施されている。
また、待望の画面録画機能は残念ながらベータ2版でも正常に動作しない。戻るボタンは幸いにもまだ削除されていないようだ。
さらに、Android Developerで公開された変更内容によると、Beta 2には新機能「バブル」が追加され、“より厳重になったプライバシー保護”が新たにインストールするアプリに対しても有効になったとのこと。
新機能「バブル」は起動しているアプリの上に泡のように表示できる機能で、例えば、メッセージアプリをバブル表示することでコミュニケーションを取りながらチェックリストを確認するといったことが可能になるようだ。
また、Android StudioではSamsungの「Galaxy Fold」、HUAWEIの「Mate X」といった折りたたみ式のデバイスを想定したエミュレーターも追加されている。
より詳しい内容は以下のまとめ記事に追記する。
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