これまでメッセージ機能やグループ機能など、Facebookの内部機能を切り出し、単独のアプリとしてリリースしてきたFacebookですが、今度は内部機能の切り出しではなく、低い性能のスマートフォンでも快適に動作する「Facebook Lite」をリリースしました。
低容量で低速なネットワークでも快適に動作するFacebook公式アプリが登場
従来のFacebook公式アプリは、データ通信量が多く、2Gや3Gなどの低速なネットワークに接続されている場合は、度々待ち時間が発生するため、快適に利用することはできませんでしたが、新たに登場した「Facebook Lite」は、快適に動作するようにデータ通信量が最適化されているとのこと。
また、アプリの容量は約1MB(APK時は250KB)と、従来の公式アプリの80MBから大幅な低容量化を遂げており、保存容量の小さいスマートフォンにもインストールのしやすいアプリとなっています。
気になる機能面については、フィーチャーフォン向けのFacebookクライアント「Snaptu」をベースに開発されており、プッシュ通知やカメラ機能が追加されているとのことで、データ容量は小さいながらも必要な機能は利用できるようです。
It’s based on Snaptu, Facebook’s feature phone client, but includes some native Android features, such as push notifications and camera integration, to make the experience a more sophisticated one.
引用元:Facebook Is Testing A Simple App For Low-End Android Phones | TechCrunch
実際に手元の端末にインストールしてみましたが、ニュースフィードの確認はもちろん、メッセージの確認や送受信、イベントの作成なども利用することができました。ただ、日本語のフォントに対応していないのが残念・・・
ちなみに、「Facebook Lite」がリリースされたのは、バングラディッシュやネパール、ナイジェリア、南アフリカ、スーダン、スリランカ、ベトナム、ジンバブエのGoogle Playストアとなっています。日本のGoogle Playストアからダウンロードすることはできません。
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