3月12日、開発者向けに次期「Android Q」のベータ版が公開された。
これまでは開発者向けにデベロッパープレビューとして公開されていたが今回からは「Android Q Beta」として公開されている。ベータ版は未完成の次期バージョンを先行的に提供することで正式リリースまでに不具合を洗い出し、修正・改善して次期バージョンの品質を高める狙いがある。
Beta1に待望の「ダークモード」はなし
ベータ版の公開にともない「Android Q」の新機能やアップデート内容も公開されている。以前から噂されていたようにアプリがGPSを取得するタイミングとして「アプリの使用中のみ」が追加される。優しく有機ELディスプレイを搭載したデバイスなら電池持ちが改善する「ダークモード」の追加はBeta1では見送られたようだ。
「Android Q」のデベロッパープレビュー版に対応する機種は、初代Pixel/Pixel XL、Pixel 2/Pixel 2 XL、Pixel 3/Pixel 3 XLといったすべてのPixelスマートフォン。
昨年リリースされた「Android 9 Pie」では、すべてのNexusデバイスがアップデート対象外になったことで、日本で発売されている機種にベータ版をインストールできない状況になっていたが、Googleが昨年11月にPixel 3/Pixel 3 XL(レビュー記事)を発売したことで、日本でも再びベータ版をインストールできる状況になっている。
なお、Googleは現地時間5月7日から開発者向けのイベント「Google I/O 2019」を開催する。例年どおりであれば、その場で「Android Q」の詳細が明らかにされ、Pixelシリーズ以外のスマートフォンでも利用できるベータ版が公開されるはずだ。
ベータ版「Android Q」の導入の方法はこちらの記事で詳しく紹介している。
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