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次期「Android Q」のベータ版はより多くのデバイスで利用可能に

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Yusuke Sakakura公開日:2019/03/10 12:50
次期「Android Q」のベータ版はより多くのデバイスで利用可能に

例年どおりであれば、数日後に「Android Q」のデベロッパープレビュー版が公開され、5月に開催されるGoogle I/Oではより手軽に導入できる「Android Q Beta」が公開されるはずだ。

昨年、公開された「Android Q Beta」では、初めてPixel/Nexus以外のスマートフォンにも正式配信前のAndroidをインストールすることが可能になった。今年はより多くのデバイスにベータ版をインストールできるようだ。

HUAWEIやSamsungのベータプログラム参加に期待

Android Policeによると、ポッドキャスト「Android Developers Backstage」に出演したGoogleのIliyan Malchevがベータ版に参加するメーカー数が今後のAndroidのリリースでさらに増えることを明かした。

同氏はどれぐらいの数増えるかは明らかにしていないが、昨年のEssential、Nokia、OnePlus、Oppo、Sony、Vivo、Xiaomiの7メーカーから増えることは間違いない。HUAWEIやSamsungなどの大きなシェアを持つメーカーが参加すれば世界中の多くのユーザーが喜ぶだろう。

新たにベータ版に参加するユーザーは現地時間5月7日から開幕する「Google I/O 2019」で正式発表されるはずだ。

なお、Android Qでは、戻るボタンの削除アプリのダウングレード3D顔認証や画面録画、まぶしさを軽減することで目に優しく、有機ELディスプレイを搭載するスマートフォンにおいては低消費電力に優れる「ダークモード」が追加されると報じられている。

「Project Treble」とは

1年前まで正式提供前のAndroidはPixel/Nexus以外のデバイスにはインストールできなかったが「Project Treble」によって実現された。

Androidはカスタマイズ性の高さゆえにメーカーがOSアップデートを提供するまでに時間がかかってしまう。既存の機能が最新のOS環境下でも不具合なく動作するかを検証し、不具合があれば直してまた検証しなければならないからだ。

一方、ユーザーからはアップデートの提供が遅いため多くの不満の声が上がっていたため、Googleはメーカーがすみやかにアップデートを提供できる「Project Treble」に取り組んだ。具体的にはAndroidのフレームワークとメーカーの独自実装部分を明確に切り離すことで各メーカーの開発負担を減らすことに成功し、ベータ版の段階から各メーカーが次期OSを提供できるようになっている。

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