メールで届く飛行機の搭乗券や代理店で購入した時に渡される印刷されたチケットは、必要な時にすぐに提示できず、紛失や携帯することを忘れてしまうリスクも高いため管理がとても大変です。
そんな時に利用したいのがANAのAndroidアプリ。アプリに搭乗券を追加すると、手荷物預り所・保安検査場・搭乗口のチケット確認時にスマートフォンを改札にかざすだけで飛行機に搭乗できます。
この記事では、ANAの搭乗券とQRコードをAndroid版のANAアプリおよびGoogleウォレットに登録・管理して、スマホをかざすだけチケット確認をパスする方法を画像付きで詳しく紹介します。
目次
アプリで搭乗券をカンタン管理
Android版のANAアプリでは、手荷物預り所・保安検査場・搭乗口でのチケット確認時に必要な搭乗券のQRコードを発行して、改札付近の読み取り機にスマートフォンの画面上に表示したQRコードをスキャンするだけでチケット確認をパスできます。
ほかにも搭乗時間まで飛行機の欠航や遅延などのタイムリーなフライト情報を通知してくれるなど、ANAの飛行機を利用するのであれば、必ずダウンロードしておきたいアプリです。
また、以前はGoogle Payアプリに搭乗券を追加することはできなかったものの、Google PayがGoogleウォレットにリニューアルされたことで、QRコードを登録することも可能になりました。
Googleウォレットでは、JALなどほかの航空会社の搭乗券も管理できるため、例えば旅行の行きはJAL、帰りはANAを利用する時でもGoogleウォレットだけでQRコード付きの搭乗券を表示できます。
QRコードを表示できるのは出発の24時間前から。おサイフケータイ廃止
これまでは搭乗券の購入・決済が完了した時点で搭乗券をアプリに追加できましたが、現在は出発の24時間前までは搭乗券を追加できません。
これは2023年3月31日にSKiPサービスが終了し、オンラインチェックインサービスに統合されたことによる影響です。
余裕を持って準備するために数日前からモバイル搭乗券をウォレットアプリに追加しておきたいところですが、回避できない問題なので出発の前日に忘れず登録するしかありません。
なお、おサイフケータイ対応のAndroidスマートフォンでは、改札付近の読み取り機にスマートフォンをかざすだけでチケット確認をパスできましたが、SkiPサービスの廃止に伴っておサイフケータイの機能も廃止されました。
ANAアプリで搭乗券を管理する
ANAの搭乗券はANAアプリで管理できます。
搭乗券を追加・表示する
ANAの搭乗券をANAアプリに登録する方法にはアプリを使う方法と、Chromeを使う方法の2つがあります。
搭乗券・QRコードを表示する
ANAアプリに登録したQRコードは以下の手順で表示できます。
Googleウォレットアプリで搭乗券を管理する
ANAアプリに登録した搭乗券をGoogleウォレットアプリに登録することで、より少ない手順で搭乗券を表示できるほか、ほかの航空会社の搭乗券と一元管理できます。