2024年1月1日に石川県能登地方で発生した最大震度7を観測する地震によって広範囲に停電が発生しています。
地震など大規模災害で停電が発生した場合は情報収集のためにスマートフォンのバッテリーを長持ちさせることが何よりも大切。
この記事では、Androidスマートフォンやタブレットの電池節約に役立つ省電力モードの使い方と設定方法を解説します。
目次
Androidの省電力モード「バッテリーセーバー」とは?
Androidの省電力モードには、OS標準の「バッテリーセーバー」と各メーカーが独自で提供しているものがあります。ここではOS標準の「バッテリーセーバー」について解説します。
バッテリーセーバーは、アプリや機能の使用を制限することで消費電力を抑えて電池を長持ちさせる機能です。具体的にはアプリのバックグラウンド更新停止やスリープ時の位置情報サービスの停止、通知の遅延などがあります。
- アプリのコンテンツ(メールやニュースなど)の更新はバックグラウンドのみ
- 画面をオフにすると位置情報サービスを停止
- 電池の最適化をオフにしない限り、アプリはバックグラウンドで実行なし
- OK Googleのオフ
- ダークモードのオン
- 通知の遅延あり
- ロック画面で時間や情報の常時表示がオフに
- アクティブエッジ対応のPixelスマートフォンで握る動作を制限
- Pixel 3|4、およびそれ以降のモデルで自動車事故検出がオフに
- Pixel 4Motion Sense がオフに
- Pixel 4以降のモデルでスムーズ ディスプレイがオフに
- 5Gが4Gに切り替わる
なお、バッテリーセーバーに加えて、ほとんどのアプリが一時停止、機能がオフになり、処理速度も遅くなる「スーパーバッテリーセーバー」も用意されています。
省電力モード「バッテリーセーバ」の使い方
Android 12以降でバッテリセーバーをオンにする
Android 11でバッテリセーバーをオンにする
メーカー独自の省電力モードの使い方
上記の手順でバッテリーセーバーを利用できない場合は、ステータスバーを下にスワイプして表示されるクイック設定パネルからオンにするか、以下の手順で設定画面からメーカー独自の省電力モードを利用しましょう。
AQUOSの設定方法
AQUOSのスマートフォンでは、省電力モードが「長エネスイッチ」として提供されています。
長エネスイッチをONにすると、ダークモードがONになって背景が黒くなります。また、バックグラウンドアクティビティ・一部の視覚効果・特定の機能・一部のネットワーク接続が制限されるかオフになります。
- 1. 設定画面から「バッテリー」に進む
- 2. 「STAMINAモード」を選択する
- 3. 「今すぐONにする」をタップ
- 1. 設定画面から「デバイスケア」に進む
- 2. 「バッテリー」を選択する
- 3. 「パワーモード」に進む
- 4. 「最大省電力モード」を選択
- 1. 設定画面から「電池」に進む
- 2. 「バッテリーセーバー」を選択する
- 3. 「今すぐONにする」をタップ
- 1. 設定画面から「バッテリー」に進む
- 2. 「バッテリーセーブ」を選択する
- 3. 「最大設定」を選択する