iPhoneを使用するなかで最も確認する回数が多いのがバッテリー残量(電池残量)です。
しかし、購入した直後のiPhoneではアイコンのみで残量が表示されるため、どれぐらい電池が残っているかがわかりづらく、ホームボタンのないiPhoneでは、バッテリー残量をパーセント(%)表示するオプションが削除されました(iOS 16で復活!!)
では、ホームボタンが廃止された「iPhone 13」などの機種でバッテリー残量をパーセントで確認するにはどうすればいいのか解説します。
目次
通知バーで電池残量のパーセント表示が復活
すべてのiPhoneにおいて、購入直後や初期化した後などの工場出荷状態ではバッテリー残量がアイコンで表示されます。
iPhone SE(第3世代)などホームボタンを備えた機種では、設定画面からバッテリー残量をパーセント表示にすることも可能。
一方、ホームボタンの廃止されたiPhone 14などでは、iOS 15までバッテリー残量をパーセント表示することは不可能でしたが、iOS 16ではすべての機種でパーセント表示機能が復活しました。
以下の手順でバッテリー残量をパーセント表示できます。
「コントロールセンター」でパーセント表示する
設定画面からパーセント表示できない機種では、コントロールセンターを表示して、パーセント形式のバッテリー残量を確認する必要があります。
なお、通知バーに表示されるバッテリーアイコンと違ってコントロールセンターに表示されるアイコンは電池残量に応じてアイコンが変化します。
コントロールセンターを表示するには、アンテナのアイコンが表示されている画面の右上を下にスワイプしましょう。
背面タップでパーセント形式のバッテリー残量を確認する
パーセント形式のバッテリー残量は、画面の右上を下にスワイプすることで表示されるコントロールセンターでも確認できますが、片手で操作するには指が届きにくいためかなり不便です。
片手でも簡単にパーセント形式のバッテリー残量を確認したい場合は「背面タップ」の機能を使いましよう。
背面タップはiPhoneの背面を2回または3回タップすると、お気に入りのアプリを起動したりスクリーンショットを保存できる便利な機能で、コントロールセンターを表示することも可能です。以下の手順を参考に設定してください。
「ウィジェット」でパーセント表示する
パーセント形式のバッテリー残量は「ウィジェット」で確認することもできます。
ウィジェットはホーム画面の一番左にある“今日の表示”で確認できますが、iOS 14ではホーム画面に置くことも可能になりました。
バッテリー残量は色で確認することも
iPhoneのバッテリーアイコンでも大体の残量を確認することができます。バッテリーのアイコンは電池残量に応じて中身が増減し、20%以下になるとアイコンが緑色から赤色に変化します。
なお、電池残量が20%または10%以下になると、“バッテリー残量が少なくなっています”というアラートが表示されて「低電力モード」の利用が促されます。低電力モードをオンにすると、画面右上に表示されるバッテリーアイコンが黄色に変化し、メールの受信やアプリのバックグラウンド通信、自動ダウンロード、一部のビジュアルエフェクト、自動ロック、iCloud写真が一時的に停止され、動画のストリーミングを除いて5Gの利用を制限することで、電池の持ち時間を大幅に伸ばすことができます。


低電力モードをオンにする
低電力モードは手動でオンにすることもできますが、ショートカットアプリを利用することで、好きなバッテリー残量になった時に自動でオンにすることも可能です。
Siriにバッテリー残量を聞く
音声操作を使いこなしている人であれば、Siriに聞くのも良いでしょう。iPhoneをスタンドに置いて、動画を見ている時でもスマホを手に持たず、ハンズフリーでバッテリー残量を確認できます。
バッテリー残量をiPhoneに聞くには「Hey siri,バッテリー残量を教えて」と話しかけるだけです。