- iOS 16では全てのiPhoneでバッテリー残量をパーセント表示可能になった。
- パーセント表示は、「コントロールセンター」や背面タップ、「ウィジェット」で可能。
- 残量に応じ、バッテリーアイコンの色が変わるなど、多様な表示方法が利用可能。
iPhoneで最も確認する回数が多いのはバッテリー残量(電池残量)です。
しかし、購入した直後のiPhoneはバッテリー残量がアイコンで表示されるため、具体的にどれぐらい電池が残っているかがわかりづらいです。なお、ホームボタンのないiPhoneでは、バッテリー残量をパーセント(%)表示するオプションが削除されました→iOS 16以降で復活しました。
ということで、この記事ではホームボタンが廃止されたiPhone 15などの機種でバッテリー残量をパーセントで確認するにはどうすればいいのか解説します。
目次
通知バーで電池残量のパーセント表示が復活
購入直後や初期化したあとのiPhoneでは、バッテリー残量がアイコンで表示されるため、細かな残量を確認することができません。
iOS 15まではホームボタンを搭載したiPhone SEなど一部機種のみ細かな残量を確認できるパーセント表示を選択できましたが、iOS 16以降はすべての機種でバッテリー残量をパーセント表示で確認できます。
バッテリー残量をパーセント表示する手順は以下のとおりです。
「コントロールセンター」でパーセント表示する
パーセント表示のバッテリー残量はコントロールセンターから確認することもできます。
コントロールセンターを表示するには、アンテナのアイコンが表示されている画面の右上を下にスワイプしましょう。
背面タップでパーセント形式のバッテリー残量を確認する
バッテリー残量をパーセント形式で確認したい場合はコントロールセンターで確認できますが、背面タップを使うと簡単です。
背面タップでは、iPhoneの背面を2回または3回タップすることで、スクリーンショットなどよく利用する機能やショートカット経由でお気に入りのアプリを起動したり、コントロールセンターを表示することも可能です。以下の手順を参考に設定してください。
「ウィジェット」でパーセント表示する
パーセント形式のバッテリー残量は「ウィジェット」で確認することもできます。
ウィジェットはホーム画面の一番左にある“今日の表示”で確認できますが、最新版のiOSではホーム画面に置くことも可能になりました。
バッテリー残量は色で確認することも
iPhoneのバッテリーアイコンでも大体の残量を確認することができます。バッテリーのアイコンは電池残量に応じて中身が増減し、20%以下になるとアイコンが緑色から赤色に変化します。
なお、電池残量が20%または10%以下になると、“バッテリー残量が少なくなっています”というアラートが表示されて「低電力モード」の利用を促されます。
低電力モードをオンにすると、画面右上に表示されるバッテリーアイコンが黄色に変化し、メールの受信やアプリのバックグラウンド通信、自動ダウンロード、一部のビジュアルエフェクト、自動ロック、iCloud写真が一時的に停止され、動画のストリーミングを除いて5Gの利用を制限することで、電池の持ち時間を大幅に伸ばすことができます。
低電力モードをオンにする
低電力モードは手動でオンにすることもできますが、ショートカットアプリを利用することで、好きなバッテリー残量になった時に自動でオンにすることも可能です。
Siriにバッテリー残量を聞く
音声操作を使いこなしている人であれば、Siriに聞くのも良いでしょう。iPhoneをスタンドに置いて、動画を見ている時でもスマホを手に持たず、ハンズフリーでバッテリー残量を確認できます。
バッテリー残量をiPhoneに聞くには「Hey siri,バッテリー残量を教えて」と話しかけるだけです。