iPhoneを使っていて最も確認する回数が多いのがバッテリー残量/電池残量でしょう。ただ、購入した直後のiPhoneはアイコンのみで残量が表示されるため、どれぐらい電池が残っているかを把握しづらく、iPhone X以降のモデルではバッテリーの残量をパーセント(%)で表示するオプションが削除されてしまいました。
では、ホームボタンが廃止された「iPhone 13」などiPhone X以降の機種でバッテリー残量をパーセントで確認するにはどうすればいいのか解説します。
目次
通知バーで電池残量のパーセント表示不可に
すべてのiPhoneにおいて購入直後など出荷状態ではバッテリー残量がアイコンで表示されます。
第2世代の新しいiPhone SEなどホームボタンを備えたiPhoneでは設定画面からバッテリー残量をパーセント表示にすることも可能ですが、ホームボタンの廃止された「iPhone 11」などはこの設定が削除されてパーセント表示ができなくなりました。
バッテリーの残量をパーセントで表示するには「コントロールセンター」または「ウィジェット」を利用することになります。
- iPhone 13
- iPhone 13 mini
- iPhone 13 Pro
- iPhone 13 Pro Max
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone 11
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone XS
- iPhone XS Max
- iPhone XR
- iPhone X
「コントロールセンター」でパーセント表示する
ホームボタンのないiPhoneでパーセント形式のバッテリー残量を常時表示する方法はありませんが、コントロールセンターを表示するとパーセント形式のバッテリー残量を確認することができます。
大体のバッテリー残量をアイコンで確認しつつ電池が少なくなった時にコントロールセンターでパーセント形式のバッテリー残量を確認する、といった使い方になります。バッテリーを大量に消費するゲームや動画視聴、電子書籍を読んでいる場面ですぐに残量を確認できないのは正直不便ですが、今のところその他の方法はないため操作に慣れるしかありません。
コントロールセンターを表示するには、アンテナのアイコンが表示されている画面の右上を下にスワイプします。すると音楽・動画のコントロールパネルの上にパーセント形式のバッテリー残量が表示されます。
背面タップでパーセント形式のバッテリー残量を確認する
パーセント形式のバッテリー残量は、画面の右上を下にスワイプすることで表示されるコントロールセンターで確認できますが、特に左手でiPhoneを操作する場合は、指が届きにくいため不便です。
片手で簡単にパーセント形式のバッテリー残量を確認したい場合は「背面タップ」機能を使いましよう。
背面タップはiPhoneの背面を2回または3回タップすると、お気に入りのアプリを起動したりスクリーンショットを保存できる便利な機能で、コントロールセンターを表示することも可能です。以下の手順を参考に設定しましょう。
- STEP 1
設定画面を起動
iPhoneの設定画面を表示して「アクセシビリティ」に進みます
- STEP 2
タッチに進む
- STEP 3
背面タップに進む
- STEP 4
背面タップに機能を割り当てる
- STEP 5
背面タップでパーセント表示のバッテリー残量を確認
「ウィジェット」でパーセント表示する
パーセント形式のバッテリー残量は「ウィジェット」で確認することもできます。
ウィジェットはホーム画面の一番左にある“今日の表示”で確認できますが、iOS 14ではホーム画面に置くことも可能になりました。
- STEP 1
ウィジェットの追加
ホーム画面の余白部分を長押したあと、画面左上に表示される「+」ボタンをタップします
- STEP 2
ウィジェットを検索
- STEP 3
バッテリーウィジェットの選択
- STEP 4
ウィジェットのサイズを選択
- STEP 5
ウィジェットの追加完了
バッテリー残量は色で確認することも
iPhoneのバッテリーアイコンでも大体の残量を確認することができます。バッテリーのアイコンは電池残量に応じて中身が増減し、20%以下になるとアイコンが緑色から赤色に変化します。
なお、電池残量が20%または10%以下になると、“バッテリー残量が少なくなっています”というアラートが表示されて「低電力モード」の利用が促されます。低電力モードをオンにすると、画面右上に表示されるバッテリーアイコンが黄色に変化し、メールの受信やアプリのバックグラウンド通信、自動ダウンロード、一部のビジュアルエフェクト、自動ロック、iCloud写真が一時的に停止され、動画のストリーミングを除いて5Gの利用を制限することで、電池の持ち時間を大幅に伸ばすことができます。


低電力モードをオンにする
低電力モードは手動でオンにすることもできますが、ショートカットアプリを利用することで、好きなバッテリー残量になった時に自動でオンにすることも可能です。
- STEP 1
ショートカットアプリを起動
ショートカットアプリを起動しましょう。購入直後はユーティリティフォルダに入っています
- STEP 2
オートメーションの作成
- STEP 3
バッテリー残量を追加
- STEP 4
自動オンのタイミングを決める
- STEP 5
低電力モードを追加
- STEP 6
ショートカットの作成完了