LINEが2016年7月に写真をパラパラ漫画のようにコマ送りして再生する、コマ動画ーーいわゆる「GIFアニメーション」に対応しました。しかし、他のアプリなどを使ってGIFアニメを作成する必要があるなど手間がかかるため、利用したことがある人は少ないかもしれません。
そんななか、2017年4月28日に公開された「LINE」のバージョン7.3.0で、GIFアニメの作成/送信機能が追加されました。
この記事ではLINEでGIFアニメを作成・送信する方法に加えて、通常ではGIFアニメがただの写真/画像として保存されてしまう問題の解決方法を解説します。
目次
GIFアニメーションとは?
GIFアニメーションとは、写真を一定間隔で連続的に再生することでパラパラ漫画のように楽しめる写真/画像のことです。
動画は手間がかかるため撮影するのが面倒だったり、ついつい撮り忘れることも少なくありません。そんな時に役立つのがGIFアニメ。写真を動画のように再生できるため、普通の写真よりもリッチで動画よりも手軽に利用できます。
LINEでGIFアニメを作成/送信する方法
LINEにはGIFアニメーションを作成できる機能が付いています。利用できるのはバージョン7.3.0以降のiPhoneアプリで、残念ながら2017年4月28日時点でAndroidアプリでは利用できません。また、iPhoneでも対応しているのはトーク画面のみでタイムラインでは利用できません。
GIFアニメーションを作成するには、トーク画面で「+」をタップしてメニューを表示して「写真/動画」を選択します。アニメーションにしたい写真/画像を選択しましょう。
写真は2枚〜20枚を選択する必要があります。また、選択した順番どおりに写真がパラパラと表示されるので再生される順番を考えながら選択する必要があります。
写真を選択し終えたら、左下に小さく表示されている「GIF」のアイコンをタップすると、アニメーションが作成されて確認/編集画面が表示されます。
アニメーションは自動でサイズが変更されないため、選択した写真ごとのサイズが異なります。気になる場合は「オリジナル」のアイコンをタップすると、すべての写真を1:1の正方形で同じサイズに変更できます。また、写真が切り替わるスピードが速い場合はスピードメーターのアイコンをタップすることで-3倍/-2倍/1倍/2倍/3倍の5段階で変更できます。
サイズとスピードの調整が終わったら右下の「送信」をタップすると、トーク画面にGIFアニメーションが投稿されます。
なお、送信されたアニメーションは送信する相手がiPhoneの場合はトーク画面で自動再生されます。ただし、Androidの場合は自動再生されず、トーク画面で「GIF」のラベルが表示された写真をタップするとようやく写真が再生されます。
相手がアニメーションだと気づかないこともあるので「写真をタップしてみて!」などメッセージを送ってあげた方が良いかもしれません。
GIFアニメの自動再生をオフにする方法
前述したとおり、GIFアニメーションが送信されるとiPhoneの場合は自動再生されます。トーク画面でアニメが再生されると目がちらついて気になるという人は設定で自動再生をオフにすることができます。
自動再生をオフにするには「友だち」タブから設定アイコンをタップします。「写真と動画」に進んで「GIF自動再生」のスイッチをタップしてオフにします。
GIFの自動再生に対応していないAndroidでは再生ボタンもないため、GIFアニメだと気づかないことがありますが、iPhoneの場合は再生ボタンとGIFのラベルが表示されるので自動再生がオフでもGIFアニメに気づきやすくなっています。
GIFアニメを保存する方法、保存できない時の対処方法
自分が作成したGIFアニメを保存するのはとてもカンタンですが、友だちから送信されたGIFアニメを保存する場合はコツが必要です。
GIFアニメの再生画面に表示されるダウンロードボタンをタップすると、静止画の写真で保存されてしまいます。GIFアニメのまま保存するには、一度「Keep」に保存しましょう。「Keep」はテキストや画像をLINE内に保存できる機能です。
Keepに保存するには、GIFアニメの再生画面で左下に表示される共有アイコンをタップします。メニューから「Keep」に保存を選択すると、GIFアニメがKeepに保存されます。
続けてプロフィール画面の電話番号の下に表示された「Keep」ボタンをタップします。Keepに保存したアニメーションが一番上に表示されているので選択したあとダウンロードアイコンをタップすると、iPhone/Android共にGIF形式で写真/画像が端末に保存されます。
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