Twitterが2017年3月に発表した新しい「キーワードミュート」機能が23日からウェブと公式アプリで利用可能になりました。
これまで提供されていたキーワードミュートと異なり、タイムラインからもツイートを非表示にできるため、ネタバレ対策にも利用できます。
当記事では、ウェブ版のTwitterと公式アプリのTwitterで「キーワードミュート」を利用するための設定方法と使い方を紹介します。
新しい「キーワードミュート」とは?
通知に限定されていた旧式のキーワードミュート機能
Twitterにキーワード(単語、ユーザー名、絵文字、ハッシュタグ)を指定してツイートを非表示にできる「キーワードミュート」機能が最初に追加されたのは2016年1月でした。
キーワードミュートを利用すると、指定したキーワードを含むツイートが通知タブから削除(非表示)されます。また、ツイートのプッシュ通知、メール通知も届かなくなるので、例えば、うんざりするぐらいの攻撃的なツイートが寄せられる著名人や芸能人など特定のユーザーはミュート機能を利用することで悪意あるツイートから守ることができます。
ただ、多くのTwitterユーザーが求めていたのはタイムラインからもツイートを非表示にできるキーワードミュート機能でした。
ユーザーから多くの声、キーワードミュートの適用範囲が拡大
攻撃的なツイートから守るための機能として追加されたミュート機能でしたが、Twitterは多くの声が寄せられていたことを理由として2017年3月に新しい「キーワードミュート」機能を追加しました。
新しいキーワードミュートは、通知に限定されていたミュート機能をタイムラインまで適用範囲を拡大するというもの。攻撃的なツイートから守るだけでなく、ドラマやスポーツの実況ツイートなどネタバレツイートをタイムラインから削除(非表示)できる待望のミュート機能がついに追加されたことになります。
新しいキーワードミュートの設定方法
iOSでキーワードをミュートする
公式アプリでキーワードをミュートするには、通知タブを表示して設定アイコンをタップします。
フィルターの項目から「ミュートするキーワード」を選択します。
右下の「追加する」ボタンをタップします。
ミュートしたいキーワードを入力します。
単語、フレーズ、@ユーザー名、ハッシュタグをミュートにすることができます。登録できるのは一度に1つまでです。
キーワードを設定したらミュート対象を設定します。
指定したキーワードを含むツイートをタイムラインから消したい、非表示にしたい場合は「ホームタイムライン」のスイッチをオンにします。
指定したキーワード含むツイートを通知タブから非表示にしたい場合は「通知」のスイッチをオンにして「すべてのアカウント」「フォローしていないアカウント」を選択します。
ミュート期間を設定するには「ミュート期間を変更」を選択して、ミュートする期間を「再度オンにするまで」「24時間」「7日」「30日」から選択します。
「再度オンにするまで」の意味がわかりづらいですが、ミュートを削除するまで永久にミュートにすることができます。
最後に右上の「保存」をタップするとキーワードミュートが有効になります。
Androidでキーワードをミュートする
公式アプリでキーワードをミュートするには、通知タブを表示して設定アイコンをタップします。
フィルターの項目から「ミュートするキーワード」を選択します。
「+」アイコンをタップします。
まずは、ミュートしたいキーワードを入力します。
単語、フレーズ、@ユーザー名、ハッシュタグをミュートにすることができます。登録できるのは一度に1つまでです。
キーワードを設定したらミュート対象を設定します。
指定したキーワードを含むツイートをタイムラインから消したい、非表示にしたい場合は「ホームタイムライン」にチェックを入れます。
指定したキーワード含むツイートを通知タブから非表示にしたい場合は「通知」を選択して「すべてのアカウント」「フォローしていないアカウント」「オフ」を選択します。
ミュート期間を設定するには「期間」を選択して、ミュートする期間を「再度オンにするまで」「24時間」「7日」「30日」から選択します。
「再度オンにするまで」の意味がわかりづらいですが、ミュートを削除するまで永久にミュートにすることができます。
最後に右上の「保存」をタップするとキーワードミュートが有効になります。
ウェブでキーワードをミュートする
ウェブのTwitterでミュートするには、通知タブを表示して「設定」のリンクをクリックします。
続けて「特定のキーワードを含む通知とタイムラインをミュートします。」のリンクをクリックします。
ポップアップが表示されたら「OK」をクリックします。
「追加」ボタンをクリックします。
ミュートしたいキーワードを入力してミュート対象と期間を設定します。
ミュート対象の「ホームタイムライン」にチェックを入れると、指定したキーワードを含むツイートをタイムラインから消す(非表示)ことができます。
ミュートする期間は「再度オンにするまで」「24時間」「7日」「30日」から設定できます。「再度オンにするまで」の意味がわかりづらいですが、ミュートを削除するまで永久にミュートにすることができます。
「追加」ボタンをクリックすると、キーワードミュートが有効になります。
キーワードミュートを解除する方法
アプリで解除する
Twitterアプリでキーワードミュートを解除するには、通知タブを表示して設定アイコンをタップします。
フィルターの項目から「ミュートするキーワード」を選択します。
ミュートを解除したいキーワードを選択して「キーワードを削除」をタップします。
「はい。」を選択すると、ミュートが解除されます
ウェブで解除する
ウェブのTwitterでミュートするには、通知タブを表示して「設定」のリンクをクリックします。
続けて「特定のキーワードを含む通知とタイムラインをミュートします。」のリンクをクリックします。
スピーカーのアイコンをタップすると、ミュートが解除されます。
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