LINEやFacebookでは「知り合いかも?」に、フォローしていない・繋がってない仕事仲間や家族、友だちが表示されることがよくあります。
Facebookは実名で利用する人が多く、LINEは知り合いと繋がることを目的に使っている人が多いのでアカウントがバレて困るようなことは少ないかもしれません。一方で匿名での利用が多いTwitterではアカウントがバレてしまうと困る人は多いでしょう。
実はLINEやFacebookのだけではなく、Twitterにもよく似た機能として「知り合いかもしれないTwitter利用者」や「おすすめユーザー」といった機能が用意されていて、Twitterに登録した電話番号やメールアドレス、連絡先からアカウントがバレてしまいます。
この記事ではTwitterのアカウントがどうしてバレるのか、そしてバレないための対策や設定方法、アカウントの作り方を解説します。
目次
- アカウントの特定に電話番号とメールアドレスが使われている
- Twitterのアカウントがバレる仕組み
- バレたTwitterのアカウントは通知される
- アカウントがバレないための設定方法
- バレないアカウントの作り方
- もしアカウントがバレてしまったらどうする?
アカウントの特定に電話番号とメールアドレスが使われている
Twitterではアカウントの作成時に電話番号やメールアドレスを登録する必要があります。これらはTwitterにログインしたり、パスワードを忘れたときのリセット、アカウントが乗っ取られた時の取り返し以外でも使われています。
Twitterの説明によると、知り合いとつながりやすくするためにメールアドレスや携帯電話番号を使って他のアカウントが自分のアカウントを見つけられるようにしているとのこと。つまり、Twitterに登録したメールアドレスや携帯電話番号からアカウントがバレる可能性があるということです。
Twitterでは多くの場合、以前からの知り合いとのつながりが主になります。Twitterはこのような人たちとつながりやすくするため、メールアドレスや携帯電話番号などの情報を使って、他のアカウントがあなたのアカウントを見つけられるようにしています。「見つけやすさ」のプライバシー設定を変更して、他のアカウントがあなたのメールアドレスか電話番号からあなたを見つけられるようにするかどうかを指定できます。他のアカウントがメールアドレスか電話番号からあなたを見つけられるようにする設定をオフにした場合、Twitterはあなたのアカウントを他のアカウントにおすすめする目的であなたのアドレス帳の連絡先を使用しません(アドレス帳をアップロードしていた場合)。
Twitterのアカウントがバレる仕組み
Twitterのアカウントがどのようにして知り合いにバレるのか説明しましょう。
仕組みはカンタンで知り合いが自分のメールアドレスか携帯電話番号を連絡先に登録していて、その連絡先に登録されているメールアドレスや携帯電話でTwitterのアカウントを作成していると、知り合いが連絡先をアップロードした時にアカウントがバレるというものです。
もちろん自分が知り合いのメールアドレスか携帯電話を連絡先に登録している場合も同じようにアカウントがバレます。
ほかにも国や市区町村などの現在地情報、ツイートやフォローのほか、普段見ているまたは反応しているアカウントやツイートといったTwitter上のアクティビティ、Twitterのコンテンツを組み込んだサードパーティーウェブサイトへのアクセス情報などをもとに「おすすめのユーザー」としてい表示されることがあります。
- Twitterに登録した電話番号やメールアドレスが知り合いの連絡先に含まれていて、連絡先がTwitterにアップロードされている
- 自分がTwitterにアップロードした連絡先に知り合いの電話番号やメールアドレスが含まれている
- Twitterに設定した位置情報
- ツイートやフォロー、普段見ているまたは反応しているアカウントやツイートが似ている
- Twitterのコンテンツを組み込んだ他社サイトへのアクセス情報
実際にアカウントがバレるのかも検証してみました。
自分のアカウントと知り合いのアカウントを用意して、知り合いのスマートフォンの連絡先にTwitterに登録している携帯電話番号やメールアドレスを登録してTwitterにアップロード。
知り合いのアカウントのプロフィールページに表示される「おすすめユーザー」を確認したところ自分のアカウントが表示されました。携帯電話やメールアドレスからアカウントがバレるという裏付けです。
バレたTwitterのアカウントは通知される
Twitterではフォロワーが増えたり、、ダイレクトメッセージや@ツイート、リツイート、いいねなどの反応があった場合にメールやプッシュ通知されますが、連絡先に登録している友だちがTwitterを始めた時も友だちに通知されてしまいます。
つまり、相手が「おすすめユーザー」を見なくても通知によってTwitterに登録したメールアドレスや電話番号からアカウントがバレてしまうというわけです。
アカウントがバレないための設定方法
Twitterでは電話番号やメールアドレス、連絡先、現在地情報をもとにおすすめのユーザーを提案する機能によってアカウントがバレてしまうことがわかりました。
つまり、これらを削除するまたは設定を変更することでアカウントが知り合いにバレることを防げるということです。
メールアドレス/電話番号の照合と通知をオフにする
アップロードした連絡先を削除する
正確な位置情報をオフにする
バレないアカウントの作り方
連絡先は自動でアップロードされるわけではありません。アカウントの作成時に連絡先をアップロードするかを聞く項目があるので「今はしない」をタップしましょう。
ただし、連絡先の照合と通知はオンになっているため、知り合いが連絡先をアップロードするとアカウントがバレる可能性があります。以下の手順でアカウントを作成したら必ず照合と通知をオフにしましょう。
もしアカウントがバレてしまったらどうする?
もし、Twitterのアカウントがバレてしまった場合はツイートを削除する、アカウントに鍵をかける、アカウントを削除するの3つの対処方法があります。
アカウントに鍵をかけてもGoogleなど検索サイトに反映されるまでに時間がかかるのでアカウントの削除が適切でしょう。アカウントを削除する方法は以下の記事で詳しく紹介しています。