Twitterのアカウントはどうしてバレる?バレない方法も
Twitterの使い方LINEとFacebookには「知り合いかも?」に仕事仲間や家族、友だちが表示されることがよくあります。
実名で利用する人が多く、知り合いと繋がることを目的に使っている人が多いためアカウントがバレて困るような人は少ないでしょう。一方、匿名での利用が多いTwitterではアカウントがバレてしまうと困る人は多いかもしれません。
実はTwitterにもLINEやFacebookの知り合いかも?によく似た機能として「知り合いかもしれないTwitterユーザー」や「おすすめユーザー」といった機能が用意されていてTwitterに登録した電話番号やメールアドレスからアカウントがバレてしまいます。
この記事ではTwitterのアカウントがどうしてバレるのか、そしてバレないための対策や設定方法、アカウントの作り方を解説します。
目次
- 1. 電話番号とメールアドレスはアカウントの特定にも使われている
- 2. Twitterのアカウントがバレる仕組み
- 3. バレたTwitterのアカウントは通知される
- 4. Twitterのアカウントがバレない方法
- 4-1. 照合と通知をオフにする
- 4-2. アップロードした連絡先を削除する
- 5. バレないアカウントの作り方
- 6. もしアカウントがバレてしまったらどうする?
電話番号とメールアドレスはアカウントの特定にも使われている
Twitterではアカウントの作成時に電話番号やメールアドレスを登録します。
登録した電話番号やメールアドレスは、Twitterをより便利に活用したり、パスワードを忘れてしまった場合の「パスワードリセット」、アカウントを乗っ取られたときにアカウントを取り返すために利用されています。
具体的にはユーザー名(@から始めるアカウント固有の文字列)の代わりにログインしたり、メールアドレスまたは電話番号が古くて利用できない場合に、どちらか覚えている方、利用できる方を利用して初期化したり、電話番号やメールアドレスをもとに知り合いのアカウントと判定して「おすすめユーザー」に表示されます。
Twitterでは多くの場合、以前からの知り合いとのつながりが主になります。Twitterはこのような人たちとつながりやすくするため、メールアドレスや携帯電話番号などの情報を使って、他のアカウントがあなたのアカウントを見つけられるようにしています。
「見つけやすさ」のプライバシー設定を変更して、他のアカウントがあなたのメールアドレスか電話番号からあなたを見つけられるようにするかどうかを指定できます(以下に説明があります)。他のアカウントがメールアドレスか電話番号からあなたを見つけられるようにする設定をオフにした場合、Twitterはあなたのアカウントを他のアカウントにおすすめする目的であなたのアドレス帳の連絡先を使用しません(アドレス帳をアップロードしていた場合)。
Twitterのアカウントがバレる仕組み
Twitterの「おすすめユーザー」では、以下の方法で友だちや家族、仕事仲間、上司などを特定しておすすめしています。
- アドレス帳の連絡先をTwitterにアップロードしている場合は、Twitterアカウントを持っている知り合いを表示
- 別の利用者がアドレス帳をTwitterにアップロードし、あなたのメールアドレスか電話番号がその連絡先に含まれていた場合、そのアカウントをフォローするようおすすめする
- 国や市区町村など、現在地に関連するおすすめをすることがある
- これまでのツイートやフォローのほか、普段閲覧または反応しているアカウントやツイートといったTwitter上のアクティビティに基づくおすすめする
- 設定で許可されている場合は、Twitterのコンテンツを組み込んだサードパーティーウェブサイトへのアクセス情報に基づき、個人向けにおすすめする
例えば、知り合いが自分のメールアドレスや携帯電話番号を連絡先に登録していて、Twitterに連絡先をアップロードすると自分のアカウントがおすすめユーザーに表示されてアカウントがバレてしまうということです。
逆に自分の連絡先に知り合いのメールアドレスや携帯電話番号が登録されていて、Twitterに連絡先をアップロードすると、知り合いのアカウントのおすすめユーザーに自分のアカウントが表示されてアカウントがバレてしまいます。

バレたTwitterのアカウントは通知される
Twitterでは新しいフォロワーを獲得したり、ダイレクトメッセージや@ツイート、リツイート、いいねといった反応があった場合にプッシュ通知またはメール通知されますが、連絡先に登録している友だちがTwitterを始めた時も友だちに通知されてしまいます。
つまり、相手が「おすすめユーザー」を見なくても通知によってTwitterに登録したメールアドレスや電話番号からアカウントがバレてしまうというわけです。
アカウントがバレない方法と対策
知り合いがTwitterにアップロードした連絡先に含まれる電話番号やメールアドレスをもとにおすすめユーザーとして表示されたり、通知が届きます。
おすすめユーザーに表示されたくない場合は照合と通知をオフにしてTwitterにアップロードした連絡先を削除する必要があります。
また、“国や市区町村など、現在地に関連するおすすめをすることもあります”とのことなので、位置情報をオフにすると、さらにアカウントがバレにくくなるはずです。
照合と通知をオフにする
- 1. Twitterを起動する
- 2. 左上のプロフィールアイコンをタップ
- 3. 「設定とプライバシー」を選択
- 4. 「プライバシーとセキュリティ」に進む
- 5. 「見つけやすさと連絡先」をタップ
- 6. 「メールアドレスの照合と通知を許可する」をオフにする
- 7. 「電話番号の照合と通知を許可する」をオフにする
アップロードした連絡先を削除する
- 1. Twitterを起動する
- 2. 左上のプロフィールアイコンをタップ
- 3. 「設定とプライバシー」を選択
- 4. 「プライバシーとセキュリティ」に進む
- 5. 「見つけやすさと連絡先」をタップ
- 6. 「アドレス帳の連絡先を同期」をオフにする
- 7. 「すべての連絡先を削除」をタップ
- 8. “よろしいですか?”が表示されたら「はい」を選択
正確な位置情報をオフにする
- 1. Twitterを起動する
- 2. 左上のプロフィールアイコンをタップ
- 3. 「設定とプライバシー」を選択
- 4. 「プライバシーとセキュリティ」に進む
- 5. 「正確な位置情報」をタップ
- 6. 「正確な位置情報」をオフにする
バレないアカウントの作り方
連絡先は自動でアップロードされるわけではありません。アカウントの作成時に連絡先をアップロードするかを聞く項目があるので「今はしない」をタップしましょう。
ただし、連絡先の照合と通知はオンになっているため、知り合いが連絡先をアップロードするとアカウントがバレる可能性があります。アカウントを作成したら必ず照合と通知をオフにしましょう。

もしアカウントがバレてしまったらどうする?
もし、Twitterのアカウントがバレてしまった場合はツイートを削除する、アカウントに鍵をかける、アカウントを削除するの3つの対処方法があります。
アカウントに鍵をかけてもGoogleなど検索サイトに反映されるまでに時間がかかるのでアカウントの削除が適切でしょう。アカウントを削除する方法は以下の記事で詳しく紹介しています。