X(旧Twitter)では自分が撮影した動画を投稿できるのに加えて、自分以外のアカウントがポストした動画を埋め込んで投稿ができる「動画をポスト」が公式機能として用意されています。
「動画をポスト」は引用した動画を目立たせつつ動画に対するコメントも追加できるため、リポストと引用のいいとこ取りのような公式機能ですが、この方法はあまり知られていません。「動画をポスト」を使いこなせばいつもより多くの反応が得られます。
この記事では、動画ポスト(動画ツイート)のやり方やメリットを画像付きで詳しく解説します。
目次
あまり知られていない「動画をポスト」とは?
X(旧Twitter)に投稿された動画を共有または拡散する方法には「リポスト」「引用」「動画をポスト」の3種類が用意されています。それぞれの違いを紹介していきましょう。
リポスト(旧リツイート)
「リポスト」で動画を拡散すると、元の投稿をそのまま自分のフォロワーに拡散することができます。自分のコメントを追加することはできません。
以下の画像のように自分をフォローしているアカウント(フォロワー)には「○○さんがリポスト」のラベルが追加された状態でタイムラインに表示されます。
最も手軽な共有方法ですが、フォローしていない人の投稿がタイムラインに表示されると、フォローを解除される可能性が高まるため、なるべく避けたい方法です。
引用(旧引用ツイート)
動画にコメントを追加した上で投稿したい場合は「引用」が用意されています。
動画と元投稿の内容はそのままに自分の投稿としてポストできるため、リポストと違って他人の投稿がタイムラインに表示されないため、フォローを解除される可能性を小さくできます。
動画をポスト
これまでに紹介したリポストはコメントを追加できずフォローを解除されやすい、引用はリポストに比べて動画が目立たないといったデメリットがあります。
両方のデメリットを解消する方法が今回紹介する動画だけを引用してシンプルにコメントを追加できる「動画をポスト」です。
「動画をポスト」では投稿した作成者のアカウント名を明示した上で動画だけを引用することができます。引用よりも動画の表示サイズが大きいため、より多くの反応が得られます。
動画をポスト機能を使うと、機能を知らない人からパクツイだと言われることもありますが、これは公式に認められている共有方法のため、知らない人にはこの記事を紹介して公式機能であることを教えてあげてください。
動画をポスト/リポスト/引用の違い
動画をポスト | リポスト | 引用 | |
---|---|---|---|
コメントの追加 | ○ | × | ○ |
動画の自動再生 | ○ | ○ | ◯ |
動画の大きさ | 大 | 大 | 中 |
元ツイートの内容 | X | ○ | ○ |
投稿者の表示 | ○ | ○ | ○ |
再生回数の表示 | ○ | ○ | X |
動画だけ引用する「動画をポスト」の使い方
動画をポストする方法はカンタンですが、リポストや引用のようにわかりやすい手法ではなく、隠し技のような手法になっています。昔からある手法に関わらず知っている人がいないのはそのためでしょう。
iPhoneで「動画をポスト」する
たまにアプリの不具合でリンクを使用する必要がありますが、基本的には動画の長押しで利用できます。
動画の長押しでポストする
リンクを使用する方法
Androidで「動画をポスト」する
Androidでは、長い間リンクを使用する方法のみ対応していましたが、2024年に入ってからiPhoneと同じように動画の長押しでも利用可能になりました。
動画の長押しでポストする
リンクを使用する方法
PC版のTwitterで「動画をポスト」する
なぜ?動画ポストに失敗する原因は?
上記の方法で動画ポストに失敗すると、引用になったり、リンクだけが表示されて動画が引用されていない現象が起きます。
x.comをtwitter.comに修正する
現在、XはTwitterブランドからの移行期間になっています。URL/ドメインもtwitter.comからx.comへ移行されていますが、中途半端な実装になっていてx.comでは利用できない機能が存在しており、動画ポストもその1つです。
面倒ですが、実装が完了するまでは手動でドメインをx.comからtwitter.comに変更する必要があります。失敗する原因のほとんどがx.comのドメインを利用していることです。
必ずリンクの末尾にスペースを入れる
引用になってしまう原因としてリンクの末尾に「/video/1 」のパラメータが正しく付与されていないことが多くあります。
videoのスペルをチェックし、スラッシュが正しく入力されていること、そして末尾にスペースが入っていることを確認してください。
必ずオリジナルのリンクをコピーする
以下の手順を参考に必ずオリジナルの動画を投稿したアカウントに移動してからリンクをコピーするようにしましょう。