4月14日以降に発生した「平成28年熊本地震」を受けて、IIJmioやminoe(マイネオ)などの格安スマホ/格安SIMを提供するMVNOが2GBのデータ通信量を追加することを発表しました。
mineoを展開するケイ・オプティコムは、2016年4月20日(水)中に2GBのデータ通信量を追加する支援措置を発表。
このたびの熊本地震による被害により災害救助法が適用された熊本県内全市町村を対象に、パケットギフト(2GB)の支援措置を実施いたします。
引用元:mineoユーザーサポート|お知らせ|詳細
IIJmioを展開するインターネットイニシアティブは、サービス利用履歴がないことを確認できた場合、2016年4月、5月の料金を減免し、さらに、4月分のバンドルクーポン(2GB)を4月19日より順次追加すると発表しています。なお、料金の減免については問い合わせ窓口から申請する必要があります。
特別措置の内容
お客様からのお申し出に基づき、弊社サービスの利用履歴がないことが確認できた場合、2016年 4月分、5月分の料金のうち、利用出来ない期間のご利用料金を減免いたします。
※IIJmioひかりをご利用で、避難に伴う仮住居などへの移転工事が生じた場合、お客様からのお申し出に基づき、移転工事費を一度に限り無料とします。(追記)
引用元:IIJmio:平成28年熊本県熊本地方の地震に係る災害救助法の適用地域にお住まいのお客様に対するサービス利用料金の措置について
※IIJmio高速モバイル/Dサービス 1契約ごとに4月分のバンドルクーポンを2GB付与します。
本日より順次付与してまいります。お客様側のお手続きは不要です。
全ての料金プランで一律2GBの付与となります。
このほかにもDMM mobileが2GBのデータ通信量を順次追加すると発表済み。いずれも、災害救助法が適用された熊本県内の全45市町村に契約住所があることが適用条件となっています。
ドコモ・au・ソフトバンク(ワイモバイル)といった主要携帯3社もデータ通信量を無制限または10GBのデータ通信量を追加するといった支援措置を行っていますが、格安スマホ/格安SIMでは、格安の料金設定からデータ通信量を追加するといった支援措置は難しいと思われていましたが、徐々に増えているようです。
なかにはデータ通信量が上限を突破すると、低速になり、制限を解除するオプションが用意されず、月末まで速度制限が解除できない料金プランもあるので、今後も支援措置を行う事業者が増えることを期待したいです。
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