iOS 14 新機能:iPhoneの背面タップでスクショ保存、ショートカットを呼び出す方法
iOS 14Appleが9月17日に配信を開始した「iOS 14」でアクセシビリティ機能の1つとして「背面タップ」が追加されました。
同機能をオンにすると、通常は電源ボタンとボリュームアップボタンを同時押しで撮影できるスクリーンショットの撮影がiPhoneの背面をタップするだけで可能になるなど特定の機能をカンタンに呼び出せる便利な機能です。
この記事では「背面タップ」の使い方を紹介します。
背面タップとは?
#iOS14 ではiPhoneの背面をタップしてスクショを保存したり、ショートカットが呼び出せます💡 pic.twitter.com/nVQGJ7MqaO
— Yusuke Sakakura🍎携帯総合研究所 (@xeno_twit) September 16, 2020
iOS 14で追加されたアクセシビリティの新機能「背面タップ」は名前のとおりiPhoneの背面を2回または3回タップすることで特定の機能を呼び出すことができます。
例えば、両手を使う必要があるスクリーンショットの撮影、指が届きにくいコントロールセンターや通知センターの表示、Wi-Fiを完全オフにするなどよく使うショートカット、片手モード(簡易アクセス)といった機能をiPhoneの背面をタップするだけでカンタンに呼び出せます。
なお、ケースに入れてiPhoneを利用している場合でも背面タップは利用可能です。おそらく加速度センサやジャイロセンサによってタップを検知する仕組みと予想します。なお、iPhone 7以前に発売された機種やiPod touch(第7世代)では背面タップが利用できません。
- iPhone 7
- iPhone 7 Plus
- iPhone 6s
- iPhone 6s Plus
- iPhone SE(第1世代)
- iPod touch(第7世代)
- Appスイッチャー
- Siri
- Spotlight
- コントロールセンター
- シェイク
- スクリーンショット
- ホーム(に戻る)
- 音量を上げる/下げる
- 画面をロック
- 簡易アクセス
- 消音
- 通知センター
- Assistive Touch
- VoiceOver
- ズーム
- 画面のお見上げ
- 拡大鏡
- 反転(クラシック/スマート)
- 下に/上にスクロール
- ショートカット
背面タップを設定する
- 1. 設定画面から「アクセシビリティ」に進む
- 2. 「タッチ」を選択
- 3. 一番下にスクロールして「背面タップ」に進む
- 4. 「ダブルタップ」または「トリプルタップ」を選択
- 5. 呼び出したい機能、スクロールジェスチャ、ショートカットを選べば完了
背面タップでポイントやスマホ決済アプリを起動する
背面タップとショートカットを組み合わせることでお気に入りのアプリをカンタンに起動することもできます。
店舗によって異なるポイントカードやスマホ決済アプリはアプリを探すまでにもたつきますが、背面タップと組み合わせることで迷うことなくすぐに起動することができます。設定する方法はこちらの記事で詳しく解説しています。
iOS 14でiPhoneの背面タップ→決済種類の選択→決済アプリ起動💡 pic.twitter.com/d7TAkQchbS
— Yusuke Sakakura🍎携帯総合研究所 (@xeno_twit) September 17, 2020
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