2022年3月18日に発売されたiPhone SE3こと「iPhone SE(第3世代)」には、画面下にホームボタンが搭載されていて、iPhone 14などホームボタンのない機種とは微妙に設定画面やおすすめの設定が異なります。
ということで、この記事ではバッテリー残量をパーセント表示にしたり、ホームボタンの感度調節、電池持ちを改善するための設定方法など「iPhone SE(第3世代)」を買ったら設定しておきたいオススメの項目をまとめています。
なお、iPhone 14などホームボタンが廃止されたiPhoneについてはこちらの記事で使い方やおすすめの設定方法を紹介しています。
目次
- iPhoneの電池持ちを改善する
- 電池残量をパーセント表示にする
- 電池残量をパーセント(%)表示できるウィジェットを追加する
- 画面がオフになるまでの時間(画面ロック)を長くする
- 壁紙・待ち受けを変更する
- 片手モード「簡易アクセス」をオンにする
- 指紋認証「Touch ID」を設定する
- 画面ロックを解除するまで通知の内容を表示しない
- 黄色く見える画面を変更する
- 文字入力を快適にカスタムする
- 写真・動画のiCloud自動同期をオフにする
- ホームボタンを調整する
- 背面タップでショートカットを呼び出す
- Wi-Fiを完全オフにできるショートカットを追加する
iPhoneの電池持ちを改善する
iPhoneの設定を見直したり、ショートカットアプリを使ってiPhoneの電池持ちを大幅に改善することができます。
低電力モードを自動でオンにする
充電の80%制限をオフにする
iPhoneでは、バッテリーができるだけ劣化しないよう保護する「バッテリー充電の最適化」機能が利用できます。
スマートフォンのなかには常に100%の状態を目指して充電されますが、100%の状態のまま充電を継続するとバッテリーへの負荷が大きく劣化が進むことで充電できる最大容量が減って電池持ちが悪くなります。
そこで活用したいのが「バッテリー充電の最適化」です。この機能をオンにすると、ユーザーがどのようにiPhoneを使っているのか、充電しているのかを毎日学習して、寝ている間は劣化の少ない80%の状態を維持し、起床する時間に合わせて100%の状態になるようスマートに充電します。
ただ、スマートフォンの使い方が規則的でない人や行動パターンが大きく変わる旅行時などでは、最適化がオンになっていると困ることもあります。必要ない場合は設定から機能をオフにしましょう。
画面の明るさをショートカットで自動調整する
最も電池を消費する機能はディスプレイです。
明るさを暗めに変更することで電池持ちを節約できますが、ショートカットを使って画面の明るさを自動で変更するのがオススメです。
例えば、バッテリー残量に合わせて画面の明るさを20%に落としたり、日が沈んで画面を明るくする必要がない時に画面の明るさを自動で落とすことができます。
バッテリー残量に合わせて自動で明るさを落とす
時刻に合わせて自動で明るさを落とす
明るさの自動調節をオフにする
画面を暗くしても自動調節機能がオンになっていると、周囲の明るさに応じて自動で明るさが変わるため、電池持ちを節約したいのであれば自動調節をオフにしましょう。
電池残量をパーセント表示にする
iPhone SEの購入時は電池残量がアイコンのみで表示されますが、パーセント表示にしたい場合は設定からオンにできます。
電池残量をパーセント(%)表示できるウィジェットを追加する
バッテリーウィジェットを追加すると、ホーム画面でAirPodsやApple Watch、対応するBluetoothワイヤレスイヤホンの電池残量が確認できます。非常に便利なので追加しておきましょう。
画面がオフになるまでの時間(画面ロック)を長くする
購入直後のiPhoneは、画面を操作していない状態が30秒続くと自動ロックされて画面がオフになります。さすがに30秒は短いので設定から変更しておきましょう。
壁紙・待ち受けを変更する
iPhoneを購入した直後は初期状態の壁紙が設定されています。以下の手順を参考に変更しましょう。
片手モード「簡易アクセス」をオンにする
片手で操作しづらい場合は片手モード「簡易アクセス」を利用しましょう。
設定から簡易アクセスをオンにした後、ホームボタンを2回タップすると、画面が下にスライドすることで届かないボタンやアイコンにも指が届くようになります。
指紋認証「Touch ID」を設定する
画面ロックを解除するまで通知の内容を表示しない
ロック画面に表示される通知の内容は、常に表示したり、ロックを解除した時のみ通知の内容を表示したり、一切表示しないことも可能です。
画面ロックを解除する前に通知の内容を表示したくない場合は以下の手順を参考に設定を変更しましょう。
黄色く見える画面を変更する
iPhoneのディスプレイには、周囲の光に合わせて画面のホワイトバランスを調整する「True Tone」機能が搭載されています。
True Toneをオンにすると、暖色系の照明下では青っぽく、寒色系の照明下では黄色っぽく補正することで、どの環境でも同じ見え方を再現してくれます。
ただし、ほとんどの環境下において黄色っぽく補正されるため、ディスプレイが黄色っぽく見える人も多いようです。どうしても解消したい場合はTrue Tone機能をオフにしましょう。
文字入力を快適にカスタムする
「さ」の連続入力で「ささ」と入力できる「フリック入力のみ」をオンにする
スペースを半角で入力する
購入直後のiPhoneはスペースを半角で入力することができません。
英語入力時は半角スペースを入力して、日本語の入力時は全角スペースが入力される「スマート全角スペース」機能によるものですが、まったくスマートじゃないのでオフにしましょう。
アルファベット入力時に1文字目を小文字にする
購入直後のiPhoneでは、文字をアルファベットで入力すると、自動で1文字目が大文字入力されますが、不要な場合は設定からオフにできます。
片手用キーボードをオンにする
文字入力時に画面端のキーボードに指が届きにくい場合や片手で入力できない場合は、以下の手順を参考に片手用キーボードを利用しましょう。
写真・動画のiCloud自動同期をオフにする
iPhoneで撮影した写真や動画はiCloudに自動アップロードされます。また、ギガを消費する自動アップロードオプションも用意されています。
アップデートによって機能がリリースされた直後は、オプションが初期状態でオンになっていたことから、知らないうちにギガを大量に消費して速度制限がかかってしまう可能性があります。
一度、機能がオンになっているか確認して必要であれば機能をオフにしましょう。逆に使い放題プランを利用している場合は、機能をオンにするのもアリです。
ホームボタンを調整する
ホームボタンが使いづらい、操作しづらいと感じる場合は以下の手順を参考にクリック間隔や感度を調整してください。
ホームボタンのクリック間隔を調整する
ホームボタンの感度を調整する
背面タップでショートカットを呼び出す
便利な機能「背面タップ」を利用すると、iPhoneの背面をタップするだけでお気に入りのアプリを起動したり、片手操作でスクリーンショットを保存するなど、便利なショートカットを利用できます。
設定しておくと非常に便利なので、以下の記事を参考に設定してみてください。
Wi-Fiを完全オフにできるショートカットを追加する
iPhoneでは、コントロールセンターからWi-Fiをオフにしても完全オフになることはなく「未接続」になります。
Wi-Fiを一切利用しないオフと違って、未接続は場所を移動したり、時間が経過すると再びWi-Fiがオンになってしまいます。
Wi-Fiを完全にオフにするには、設定画面から設定の変更が必要ですが非常に手間。ショートカットを利用してWi-Fiを一発で完全オフにするよう設定しましょう。設定方法は以下の記事で解説しています。